おわかりいただけたであろうか

プログレッシヴロックはパンクロック

日本ではイマイチ存在感の薄い印象のケヴィン・エアーズがアンダーグラウンドの帝王であった事が

 

.       Kevin Ayers – Sweet Deceiver(’77 island 7th)

 

バナナへのこだわりが凄い 確か自身の会社名がこのバナナ・プロダクションズだったはず

前作での邂逅でもう完全にオリー・ハルソールとコンビになった作品

『The Confessions Of Dr. Dream And Other Stories』でのハルソールのクレジットは一曲だけであったが

このアルバムではオリー(Ollie Haircut名義)以外はぜいいん頸

内袋でもラヴラヴ2ショットで共同プロデュースという蜜月ぷり

サウンドはますます前衛傾向は後退てかそういうの無しで割と聴きやすいポップSSWに徹底

なので

A-2『バナナ導師』他で登場する大物ゲストのピアニストは

甘々歌謡ロックの帝王エルトン・ジョンじゃナイッスか!

ただ

ここではかなりユニークでひねくれた指使いで楽しませてくれていたりもするが・・・

 

そんな中!

オリー・ハルソールはスペイシーな変態無双ギター攻撃をかましてくれたり

地味に裏方に廻ってスタジオ・マン的にキッチリ作業してたり

ケヴィンが相方に選んだのもわかろうもん

(オリーはベース/ピアノ/ヴィブラフォーンも演るマルチプレイヤー)

謎なのは

英ロンドン録音(The Manor Studios by Virgin)で面子もほぼほぼUK陣なのに

ホーン隊だけが米マスル・ショールズ・スタジオのホーン部が起用されているトコロだ

そんなB-4のカリビアン・ナンバー『Once Upon An Ocean』でのドラムスは

前述カリブの怪人チリ・チャールズが担当とベストな人事じゃナイッスか!

 

 

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