件のStiffの『The Akron Compilation』のバンド群をしこーしおさらいしてみたい
実は20年位前に下北半島でRubber City Rebelsの来日公演を見た事があるんだが
まさかあんなヤツラが未だに生き残っていてライヴしに来るなんて信じられないレベルズだったぜよ
幸いにも当時の告知サイトがまだ残っていて貴重な情報が読めるけど
RCRはアクロンのNＷシーンの中心的存在だったようで
主要なバンドはRCR以外では
やはりDevo Deae Boys Bizarros（後述）だったとの事で
コンピに収録されていた他のバンドはあまり名前が出て来ず
もしかしたら派閥的なモノがあったりしてというのはあくまで個人的想像です
下北沢シェルター店内はギッチリ超満員状態で誰がこんな発掘バンドに興味あったん？と思う事しきり
ヤングヤングの押しくらまんじゅうで骨折でもしたら大変と後方に逃れて静観してたんだけど
よく考えたら20年前ならそんなに老人レベルでもなかったよな
ま
正直殆ど記憶が無いんだが･･･
まずメンバーがまともに全パート来日していた事に感心
（所謂チャック・ベリー方式=フロントマン以外は地元民で雇用ではなくて）
んで
例のいかにもアクロンな奇妙なノリをぶちかましてくれんのかと
想像＆期待妄想していたトコロ見事にうらぎられあにはからんや
これがむっちゃストレートでパワフルなNY初期パン・ロケンローで
要はニューヨーク・ドールズっぽい感じのUS系転石型パンカーだったのでした
当時の下北半島はこの手の77パンク／パワポ・リヴァイヴァル的カルチャーが盛んだったようで
多分前座バンドや客もそんなプアカウな人々で埋められ
ウニオンに行くともいつもその辺のお宝が転がっていたもんじゃっった
（遠い目）
そんな中！
ラヴァー・シティ・レベルズとスプリット・アルバムをリリーッスしていたトコロの
盟友的れべるずなバンドの単独作が･･･
Bizarros – Same（’79 Mercury）
こちらはちょおとヴェルヴェット・アンダーグラウンドっぽい印象の曲多めながら
やはりNY Dolls系のワイルドで野太いバンドで
アクロンのコンピに収録された曲”Nova”とは結構ノリの異なる直球型という感じ
やはりあのコンピには不思議な魔法がかかっているようで
全バンドがDevo方向に引っ張られているんだよなー
そんな齟齬がバンド名（奇妙）より奇妙に感じるのって･･･私だけ〜〜？