幻の?

プログレッシヴロックはパンクロック

未発表に終わった3rdアルバムあるある・・・だったかな?

当時鳴り物入り告知でキターーー!と思ったのって・・・ワタシだけ〜?

    High Tide – Precious Cargo(’89 Cobra)

録音は’70年らしいが詳細は知らない

演奏はしっかりしておりカッチリとしたキメがビシビシあるバンドアレンジも確定しており

単なるジャムセッションではなくちゃんとスタジオ作業を経たデモなのかも知れないけど

全体的に音圧が低くえらいエコーがかかっていてモヤ〜っとした霧の中にいるような

カセットでのエアチェックを孫コピーしたみたいな低音質で

とても正式にリリーッスされるようなモノとも思えないレベルだし

殆どの曲がフェイドアウトして下手したらブチッと終わってるのもなんだかなーみたいなヤツ

ただ

そんなモヤモヤとした音質のせいかUKプログよりも

クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスやアイアン・バタフライ辺りの

USラリパッパ・フリスコ・サイケっぽい宗教的な高揚感があり

もしかしてこれって計算?みたいな気もなきにしもあらず多分無いだろう

また

随分とサイモン・ハウスやトニー・ヒルがまともなミュージシャンに育ってきており

(残念ながら?)ダラダラとノイジーにアドリブを垂れ流すような危ない感じはもはや無く

ヴァイオリンは舞うような美しくリリカルで本格的なクラシカルな旋律を奏で

ギターはえらく抑制的な優等生になりかつての暴走事故顕示欲暴れん坊の面影はここには無い

中面のコラを見る限りハイタイド(満潮)のコンセプトは洪水で海中に沈んだ失われた文明説なんだろうな

んで

このお倉入り物件リリーッス前後?にバンドは再結成されたようだが・・・小生の関心はここで・・・ 

おしまい

駄菓子菓子!

Discogsで’90年にリリーッスされたCDジャケットを見たトコロ・・・

あらま

マッドフラッドが描かれてたじゃナイッスか!

タイトルもズバリ『The Flood』とかキターーー!

やっぱオレは正しかったんだ〜〜〜〜

(違います)

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