『真夜中の暴走』収録の

プログレッシヴロックはパンクロック

4thアルバム

 

.     Elliott Murphy – Just A Story From America(’77 CBS/Sony / Columbia)

 

邦題『アメリカン・ヒーロー』←この安易なセンスどうにかならんのか

“Drive All night”が刺さったんでむっちゃ期待して聴いたんだけど・・・

あれ?ってな印象

悪くは無いけど全然パンクから影響を受けたような衝動とか

時は戦国’77年の焦燥とか変節する音楽状況への期待感とか同時代精神を感じない

甘々じゃん

(あくまで個人的期待です)

アル・スチュアートとかに近いどこかアイドル性を残した可愛らしさというか

屈託ない青春フォーキーと云いま唱歌

ただし

バンド編成が面白い

あのタムロールを叩いていたのがフィル・コリンズだとか

同じくブランドX他のパーカッションのモリス・パートとか

ベースはセンチピードのデイヴ・マーキーに

ゴンザレスのクリス・マーサー等と

UKのプログレッシ部/ジャズやくざで固め

前述”Rock Ballard”には元転石のミック・テイラーを持って来ての

鍵盤にはスパークス→ジェットという通好み?な豪華陣営

でも

弾き出された音楽は全くそんな素振りも見せない

ちら〜っと内省的だけどあくまでポップスなフォークロックがメインという

いったいアメリ圏ヒーローは何を考えとんじゃみたいな

 

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