ついに’21年10月から始まった『glastonbury fayre』の研究が最終ゴールを迎えた!!
(ま〜た云ってんのかよ←いやホントに今度こそ終わりだから)
極力寄り道をし杉ないようにシンプルな経緯で追ってほぼほぼ毎日貼り続けてきたワケだが・・・
それでも意外に時間がかかってしまったですわ
<まとめ>
4大ヒッピー系(カンタベリー系)フェス盤の関脇級・・・
. Various – Greasy Truckers Live At Dingwalls Dance Hall(’73 Greasy Truckers 2LP)
Vol,1/第一集『Greasy Truckers(’72 Unites Artists)』はすでに前述しているが
Vol.2の収録バンドはCamel/Herly Cow/Global Village Trucking Co./Gongでそれぞれ1面づつを使っている
●Camelは「あれ?このバンドってこんなにワイルドだっけ?」と思わず聴き返してしまうような
線が太く重くロックしている長尺曲で片面通して1曲のみとなっている
解りやすくパブで例えればヘルプ・ユアセルフ的なトリッピーなギター・インストとでも云い魔性か
全く飽きさせない緊張感で思わず眠ってしまいそうだっ
(解りにくいです)
んでででででででで
この盤はディンガウォールスでのライブと銘打っているが実際は総てが同箇所の録音ではなく
●Henry Cowは後にヴァージンかどこかのスタジオで録ったモノらしく
全くライヴっぽさは無いし演奏はいつもの感じで最も実験的でプログレッシヴなモノだが
何故かあくまで個人的に特に興味が持てない演奏
●Global Village Trucking Co.はこのコンサートの運営絡みのバンドでアルバムを一枚出しているレベルなんだが
第一集盤にしてもグラストンベリー・フェア盤にしてもこの手の運営系バンドは
どうもアマチュアの寄せ集めっぽく演奏もド素人臭かったりしてちょっといただけないモノばかりだが
このグローヴァルは全然違っており一番良いかもしれない位むっちゃイイ
だいたい調べたらメンバーが凄い
ここには参加していないようだがジョン・エサリッジ(ソフト・マシーン関連)がいるし
他にもスキップ・ビファティ/ラジエイター/マン/アラン・プライス等の強者職人揃いで
何故か米プログレのファイアーバレー(先述)のメンバーまでいると云うプロ集団
その上でちょうど第一集でのブリンズレイ・シュウォーツに当たる
フォーキー・ブルージー・バイユー和み渋々パブの詰め込みを展開→合わせ技で一本てトコロで唱歌
●Gongはまさにこの『プログレッシヴ・ロックはパンク・ロック』章の要となるスティーヴ・ヒレッジ期
宇宙から降臨する和音に身を委ねてどこまでも痛いのイタイの飛んでけ〜〜〜みたいな
何とも掴み所の無い危ういニューエイジの先駆け的スペイス・ミュージックで始まり→
宗教がかったフリージャズに移ると→
ほぼほぼドラム・ソロの長尺2曲で終わるアナーキーっぷりで・・・終了のゴング
だがそれがイイ!
ただし
これも1曲目はアルジェリアの野外フェスでの録音でと2曲目はシェフィールドでのライヴ録音らしい

第一集

glastonbury fayre festival(CD & DVD Box Set)
glastonbury fayre festivalの出演バンドは↓(収録バンドは違う)