さらに

プログレッシヴロックはパンクロック

ソフトかつ装飾的でファンタジックな部分を取っ払って直接的な暴力性/ヘヴィネスを表現するようになり

陰惨な邪悪さは後退しある種健康的でシンプルかつ明快なロックンロールを力強く打ち出した・・・

 

.       Judas Priest – Killing Machine(’78 CBS / Epic)

 

サウンド的にはもうヘヴィ・メタルと云っても良い領域に入っているが

業界/世間ではまだこの単語は用いられておらず相変わらずライナーノーツでは『ハードロック』で通されている

ただし

今にして思えばこういう進化(プログレス)はどのアルバムに於いても一進一退で

フリートウッド・マックの’70年のプログレッシヴ・ブルーズ『グリーン・マナリシ』をカヴァーし

バンドのルーツを覗かせたり

(犯罪抑止?の為にタイトルが変えられた北米盤=”Hell Bent For Leather”のみに収録)

B-4″Before The Dawn”ではガル時代に戻ったかのようなロマンチックで叙情的なバラードだったり

あるいはBラス”Evil Fantasies”ではまるでジョン・ボーナムのように

重くメタリックに加工されたドラム・サウンドとそれと同調するゼッペリン的な曲調を聴かせる等

割と先祖返り的な保守的な面も見られバランスを取っているようだ

(ボーナムのバスドラムには金属板が貼られて録音されたと云われている ☆調査ちう)

 

<毎回変わるドラムス>

今回は前作同様にレス・ビンクスで続行

☆ロブ・ハルフォードのレザーにはスタッヅが追加されたが他のメンバーは

C/Wだったり東洋風?だったりまだバラバラなイメージ(裏ジャケ)

 

タイトルとURLをコピーしました