そんなイングランドには

プログレッシヴロックはパンクロック

レア・プログ・ハードのタイムの血が流れている

 

.      Time – Time(’75 Buk これ一枚だけ)

 

そんな事は再発当時のライナーノーツにも書かれていないのでよっぽど情報が無いバンドだったんだろうけど

そう聞くと半信半疑ながらも確かにそうかもしれないと腑に落ちてしまう(百田構文)ような

イングランドの原型もさもありなんな音楽性

そう

先述のAlec JohnsonとEnglandのオリジナル・メンバーのJode Leigh(Dr.)が元タイム

タイムもまたイエス+ジェネシス的な変拍子とキメを多様した複雑なアレンジで構成される音楽性が目立つが

それに加えもっとアタックが強い乗れるビートを持つ線が太いワイルドなトコロがあり

ある種初期パープルっぽいサイケ時代の名残が漂うハード・ロック的な性質も併せ持ったバンド

鍵盤の使用が限定的なのもハード・ロック的な印象を強くしている

 

ジャケのキュビズムをより抽象的にしたような不気味な点描画からもそんなサイケ性が窺えようもん

アンサンブルは完璧で充分なテクもあり非常に独創的なのにもかかわらず

何故このバンドが未だにカルト的なマニアックで低評価な存在に留まっているのかは甚だしく疑問だ

だがそれがイイ!

(↑お前そればっかだな)

 

後述するがBuk Recordsという聞き慣れないレーベルは元々ドイツで発足した短命なレーベルで

’70s中期に前述の大衆歌謡ポップスみたいなアーチストをメインにリリーッスしていたが

主にイギリスのアーチストを多く扱っており画像の盤もイギリス盤だ

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