The Boysの源流のひとつであり
(ロンドン・パンクがそこから始まった的なバンドLondon SSも源流の一つだ)
昨日のPete Stride / John Plainのアルバムにも1曲提供していたカジノ・スティールが在籍していたバンドが・・・
ハリウッド・ブラッツなわけだが・・・
このバンド’71年にはもう結成されていてパンク期前にはすでに解散しており
存在から音源のリリーッス状況までちょっとオブスキュアで以下の記述は正確ではないかもしれない
(あくまで個人的認識です)
. Hollywood Brats – Then He Kissed Me(’79 Cherry Red)
この曲は’73年にもう録音(アルバムでリリーッス?)されてたモノを初期チェリー・レッドが(CHERRY 6)復刻
て
件のザ・ラーカーズがフィル・スペクターをカヴァー(替え歌)したザ・クリスタルズの大ヒット・・・
『Then He Kissed Me』じゃナイッスか!
もしかしたらザ・ボーイズと関係深いピート・ストライドはハリウッド・ブラッツをカヴァーしたかったのかもしれんね
だってこのレコってB面のThe Boysが(セルフ)カヴァーした『Sick On You』も併せて
とても’73年のセンスとは思えないようなパンクなハチャメチャさとガキのエナジーに満ち満ちた
まさに時代を先取りしたロウ&ワイルドなヤツなんだもん
ザ・クリスタルズの面影が全く無いので彼らが何故この曲を選んだのか謎なレベル
兎に角
点と点が繋がって線になって目が線になった〜〜〜(のかな?)
むぅ士郎
この時代スペクター・リヴァイルてか待望論がカセネット・カッツと同様に業界のトレンド化していたため
例えばザ・ドローンズがザ・ロネッツの『ビー・マイ・ベイベー』をカヴァーしたように
泡沫パンカーと云えどもその例外ではなかった故
この一見偶然とも思えるカヴァーの連鎖もさもありなん的な感じもしてきた
例えば
アクロンのパンクな歌姫としてStiffが掘り出してきたオレ達の(一人です)レイチェル・スウィートタンなんか
『…And Then He Kissed Me(’81 CBS)』をアルバムのタイトルにまでしちゃってるもんね
(ただしこの時期はもうアメリカに戻ってレックス・スミスと浮名を流したりしつつ
すでに脱スティッフ→脱パンク化完了乙)
↑実は途中から”Be My Baby”に変わるスペクター・メドレーなのよね