そんな

プログレッシヴロックはパンクロック

民族音楽(ワールド・ミュージック)回帰運動の集大成が

ピーター・ガブリエルが音頭を取って開催した

WOMAD(World of Music, Arts and Dance)だ

 

.     Various – Music And Rhythm(’82 WEA / PVC 2LP)

 

参加ミュージシャンはロックから世界各地のマジな民族音楽まで多岐にわたり

名無しの採集音楽の詳細までは小生全く不明ながら

ここにコンパイルされるとどれも何故かモダ〜ンでプログレッシヴなサウンドに聞こえ

聴覚や脳が活性化しむっちゃ楽しめるオムニバス

(参加ミュージシャンは裏ジャケ参照)

ホントはライヴで開催されたんだがここに纏められたのはその時の実況録音ではない

またリズム(太鼓系)中心の為か日本の古典音楽が無いのが残念

 

そんな中!

デヴィッド・バーンはトーキン・ヘッヅではなくエイドリアン・ブリューやバニー・ウォレル等を連れてソロで参加

イーノもジョン・ハッセルの黒子的に参加し効果音やシンセをえろえろと操作した模様

(Jon HassellはTHの『リメイン・イン・ライト』にも参加)

ホルガー・シューカイはドラムスにヤキ・リーベツァイトを迎えコニー・プランクのアドヴァイスで参戦と

イーノが培ってきた環境/音響音楽の輪が大団結しているのがわかろうもん

勿論

デヴィッド・ボウイーの『ロウ』に始まったハンマー・ビートを完成させたピーター・ガブリエル自身も

ドラムスにザ・ポリスのスチュア・コープランドを迎えて参加しているが

今年になってその時の演奏がアルバムになりリリーッスされた模様

他にプログレッ支部からわ2大ピーターことピーター・ハミルもいるでよ

個人的にはネオ・スカのザ・(イングリッシュ)ビートが収録されているのが嬉しいが

パンク/NWバンドがRegga/DubやSka→ファンカラティーナ

更にはロカビリー→ケイジャン/テックス・メックス等を貪欲に取り込んだムーヴが

こういった一連のワールド・ミュージック掘り起こし運動の嚆矢を担った事は間違いないでしょう

(この曲及びライヴ演奏は収録されていません)

 

このようにプログレッシヴ・ロックを追求すると

どうしてもアメリカに行けずにイギリスに戻って来てしまうのよね

YES!

北米に真にプログレッシヴなロックなど存在しない(調査ちう)

そう!

だって禿しく前述したように「プログレは英国の民族音楽」なんだもん

わかった?!

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