UKのラモーンズ・フォロワーと云えば・・・こいつらをお忘れじゃまいか
と云っても忘れる以前に一般的てか自称パンク好き層におかれましても誰も知らないと思われるが
. Blitzkreig Bop – Let’s Go(’7 Lightning 2nd)
ライトニングからってのがシブいけど
当然アルバムのリリーッスが無いバンドで1stシングルは500枚限定の自主制作
とてもゲトー可能なレベルでは無いが『Let’s Go』はそんな1stの再録なんでこれでおk
バンド名は日本だったらさしずめ『電撃バップス』って感じか
ちょっと安易に流行に乗り杉じゃありませんかね
ただし
そんなバンド名にもかかわらずサウンドは全くラモーンズじゃないのが凄い
『レッツ・ゴー』はスコット・マッケンジーの『花のサンフランシスコ』へのぶっちゃけ替え歌で
’77年のサマー・オブ・ヘイトから’67年のサマー・オブ・ラブへのアンサー・ソングてか
空虚なラヴ&ピースを信奉していたヒッピー・カルチャーに対して
厳しい英国の現実と向かい合うヘイト&ウォーなパンクスから批評的にそれを揶揄してるヤツ(と思われ)
駄菓子菓子
これって当時よくあった論調で今となっては割と表面的に世相を捉えた安易な印象を受けてしまうんすなぁ
そう
この場ではオレ達は(一人です)”Punks is Hippies”な立場を取っているからむしろ逆
YES!
禿しく前述ながらこれまたラモーンズの曲からファンジンのタイトルを取った『スニッフィン・グルー』誌だって
主筆発起人のマーク・ペリーは自らのバンドAlternative TVでは
ヒッピー・プログレ・バンドの代表格ゴング(Now and Then)等とツアーする等して
当時のパンカーには御法度/対立概念と思われていたヒッピー精神との共闘を積極的に発信していたワケだし
ましてやCrassに至っては(ry
んでででででででで
サウンドはマイナーな感じ淡々と単純なリフを繰り返しながら特にヤマもなく
ガーガーとダサく飛ばして行く感じの典型的なB級初期ロンパンなヤツで聴いてる途中に飽きてくる
だがそれがイイ!
でも
そんなマイナーさが全くラモーンズと相容れないのよね
基本的に曲の造りがラモーンズじゃないし何でこんなバンド名にしたのが理解に苦しむトコロだ
また
ラモーンズっぽくない要素にキーボードが入るってのもあるんだけど
弾き方やメロディー・センスがかなりストラングラーズに近く
って事はドアーズに近かったりするワケなので
どういう立場でサマー・オブ・ラヴを揶揄しているのかよく解らねぇ〜〜
(実は歌詞をよく聴き取れない・・・)
しかし
’78年の3rdの後のはすぐ解散してたんだろうなと思いきや・・・’79年まで頑張って続けてたのね