でわ

プログレッシヴロックはパンクロック

Xの他にThe Blastersと関連深いバンドといえば何やロカ

件の”The Best Of L.A. Rockabilly”コンピにも収録されており

先述Phil Alvinのソロ他ザ・ブラスターズ盤にもゲストで出ていたDavid Hidalgoや

Lee Allenと共にザ・ブラスターズのサックス面を担当したSteve Berlin等が在籍するトコロの・・・

 

.    Los Lobos – … And A Time To Dance(’83 Slash 2nd / 7曲入りMini Album)

 

じゃナイッスか!

(しばしばThe BlastersとLos Lobosはお互いの前座を務めたり務められたりしていた)

ロス・ロボスと云うと’80s中盤に入ってからのバンドというイメージがあるけれど・・・

実は

結成は’73年で’78年には1stアルバム『Just Another Band From East L.A』という

アコースティック系で伝統的なテックス・メックスやマリアッチ/コンフント等・・・

要は純粋な民族音楽寄りのアルバムをリリーッスしており

パンク/NW時代よりももっと古く長く変態的な歴史を持ったバンドなのだった

 

新たにロックバンドとして再デビューみたいな形になった

(1stは非常に限定的なアルバムでその時期にはバンドの存在が知られていなかった)

このミニ・アルバムはこの時期のSlash Recordsってば最高〜!と云うべき内容で

テックス・メックス/ケイジャン/R&R等を’80年代のセンスでプログレッシヴに新解釈したモノ

A-1『Let’s Say Goodnight』A-2『Walking Song』もそうだが

特にB-3ではイントロから子気味良いスラップ音が刻まれまくる最高のネオ・ロッカビリィ・ソング

『Why Do You Do』が収録されている事は

ロカ野郎共にもあまり知られてはいないのではないやロカ

(あくまで個人的予想です)

ちょっと前のめりでつんのめり気味の独特で性急なビート感が

所謂オールディーズ・リヴァイヴァルとは全く隔絶された新鮮さを引き出している事しきり

B-1にはラテン系R&Rを代表する大ヒット曲

リッチー・ヴァレンスの『Come On Let’s Go』がカヴァーされており

彼らのその後のキャリアにも深く影響を与えている事も見逃せない

 

後に意識高い系化していくバンドだが

この時期の「単純に踊れて楽しいソンソン」という原始的コンセプトが結局南極大正解で

A-3『Anselma』ではグラミー賞の受賞に繋がった

(その後4回も受賞する事に)