行きまーす
とずっとプロデューサー定位置だったトム・アムロと
件の代わりがちなパートであるドラムス担当者のデイヴ・ホランドも出て行く人事異動で
クリス・タンガリーズが新Pに&レーサーXのスコット・トラヴィスがドラムス新担当者になった
スコットの印象的なスネア乱れ打ちのイントロで始まるタイトル曲が全メタル民に衝撃を与え
ユダの使途等は混迷が激化するメタル界を統一の名の下にしばしの間再び鎮圧じ支配した
. Judas Priest – Painkiller(’90 CBS / Columbia)
この頃になるとアナログ盤の流通は非常に限定的になりゲトするのは幸運を伴う至難の業となっており
今日ではレコ屋でハケーンする機会なぞ皆無状態でDiscogsでも¥20,000を超えているようだが
それでもメタル(及びパンク/ロカ)は最後までアナログの牙城を守り抜いたジャンルと云え魔性か
んで
このアルバムは当時からジューダス最高傑作との評価が定着し
小生がここでくどくどと語る事も無い超名盤なのd(ry
しかし
ほぼほぼ毎年リリーッスの定期的ペースをキープしつつ10枚以上のアルバムを制作した上での
誰もが認める最高傑作てのは驚異的でそんなバンド世の中にいないぞ
だいたいそんなに枚数出せない(バンドが続かない)し2nd位でネタやオリジナリティを出し切るからな
しかも
そのアルバム総てが前作をさらに進化(プログレス)させ時には自らを否定し
仮に発売時は心無い低評価を受けたとしても時が経てばそんな愚民共の戯れ言を覆し
結局南極傑作と認めざるを得ない淘汰の結果を繰り返して来たワケで・・・
と云いつつも
よく「スラッシュ・メタルの影響が反映されたアルバム」って云われるけど
「それ今頃なん?」って感じは拭えないっしょ
てかそんなにスラッシュっぽく無ぇし
あえて云えば残虐化したパワーメタルとかそんな感じか
要はジューダスの中にパンク/ハードコア的な血は皆無って事だな

ここまでのジューダスの歴史とホングダ・モンキー・バハを何故か融合させてみた架空のレコジャケ・シリーズ”Honda Wing of Destiny”