トーキング・ヘッヅの2nd制作時前後?に録られた実質クラスター&イーノの2nd
. Eno, Moebius, Roedelius – After The Heat(’78 Sky)

どこにイーノが写ってるのか?と思ってしまったほど一般人へと変わり果てたハゲのオサーン
何故Cluster名義じゃないのか謎だがクラスターの二人とイーノのコラボ再び
クラスター側の流行とかコマーシャル性とかを無視した田舎っぽい野暮ったさが
イーノのお洒落センスが加わる事で都会的/現代的に洗練された(NW的になった)みたいな・・・
要は
全体にいつものクラスターのダダイズムとアンビエント期に入ったイーノが邂逅した感じが
そのまんま違和感無く録音された感じで
まさにジャケの世界そのものの静寂や大地(海?)の鼓動や空気感
あるいわモンド・ミュージックと云っても良いような無意味な音の連鎖反復を閉じ込めたような
ミニマル・アートの世界が10曲溝に刻まれている
曲が短いのと割とアップテンポだったりするし唄モノもあるのでアンビエント特有の冗長な瞑想感は少ない
そんな唄モノのB-5『Tzima N’Arki』で聴かれる東洋的な旋律の奇妙なメロと謎の歌は
前述のイーノの7th『Before and After Science(’77)』に収録されている
Talking Headsのバンド名のアナグラムをタイトルにした”King’s Lead Hat”の
ヴォーカル・トラックを逆回転にしたモノらしい
(捻り杉)
この曲にのみホルガー・シューカイ(Canは前述)がベースで参加
プロデュースはバンドと件のコニー・プランク
むぅ士郎
さすがにこれわマニアック杉trリアルタイムでの日本盤は無かった模様
(UK盤さえ無し)