イーノによる一連の

プログレッシヴロックはパンクロック

Punk / NWプロデュース・・・次のバンドは

もう多分これしか残ってないのと実際プロデュースしたのは2ndからなんだけど・・・

 

.      Talking Heads – Talking Heads 77(’77 Sire 1st)

 

プロデュースはランス・クインとトニー・ボンジョヴィとバンド自身

ただし

イーノはTHがこのアルバムをレコーディングしている最中に演ったUK公演を

クリス・トーマスやジョン・ケール等といったプロデューサー達と共に見に行っており

多分次のアルバムの為の視察(招待)だったと思われる

※トニー・ボンジョヴィとは上手くいってなかった

前述したようにイーノは『Before and After Science(’77)』の収録曲”King’s Lead Hat”で

曲名にアナグラムでTalking Headsというバンド名をぶっ込んでいたり

このアルバム収録曲の『サイコ・キラー』を思わせるワードを歌詞に歌い込んだりしており

相当気に入って入れ込んでいたのではないだろうか

 

んでででででででで

一応パンクの新しい波に乗って登場したんだけど

実質「どこがパンクやねん」みたいなパンク(クズ野郎)の欠片も無い

決して荒ぶる事も無いクリーンなサウンドだし

どこにでもいそうな平凡ながらクレバーな大学生っぽいルックスの

オーディナリー・ピーポーの演出にしてもそう

ただし

サウンドはただただ新しく

過去のロックスター(オールドウェイヴ)像から切り離されていた事は確か

普通の人と云う割にはいささかアートっぽ杉たワケだが

それが小生のような美大生の心をガッツリ掴んでしまったのでR

この時点から決して横揺れしないリズムと馴れ合い(ブルーズ)をしない醒めた演奏ながら

黒人音楽(ソウル/ファンクネス)をいかに白人的な領域に取り込むかを模索しており

いったいどうなってしまうのか解らない前人未踏のプログレッシヴロックであった

最初はトリオだったがレコーディングに当たってザ・モダーン・ラヴァーズのJerry Harrisonが加入した

確かにイーノはパンク/NWサウンヅの元祖だがこれを聴くと

トーキング・ヘッヅがイーノの感性を凌駕していかに時代の先を行っていたかがわかろうもん

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