ギター/ヴォーカルだったティム・スコットのソロ作(6曲入りミニLP)は
前述シークレット・ハーツに輪をかけて脱ロカビリー→シンセポップ化したモノだった
. Tim Scott – Swear(’83 Sire)

プロデューサーは初期ロバート・ゴードンを手がけたSireの牢名主リチャード・ガッテラー
しかもスラップ・ベース・・・と云ってもロカのウッベの方じゃなくて
エレベで演るファンキーなヤツがビシビシ入ったりするブラコン風味が流入した
ニューロマ経由でエレクトロなブルー・アイド・ソウルを指向した感じの作品になった
ドラムス氏はシモンズのシンセドラム使用だし
歌唱の感じはポール・ヤングとかシンプリー・レッドみたいなちょい嘆き気味のホワイトR&B
(その辺全く聴かなかったのでその比喩で合ってるのかよく解らない)
要は
ストレイキャッツに先行して誰よりも急進的(プログレッシブ)にパンカビリー化を試みた
ロカッツの系譜は残念ながらこの辺りで早くも絶たれようとしていたのだった
ただし
件のドラマーLewis King(本名Curt Weiss)はジェリー・ノーランの伝記
『Stranded In The Jungle』の著者でもあるのだ
点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜
(それ程でもないか)
続く