ジャクソン・ハイツの4thにしてラスト作

プログレッシヴロックはパンクロック

このアルバムもリアルタイムでのリリース量が少なくほぼほぼ再発もされていない盤だが

誰にも云われてないと思われるけどニッチポップ/モダ〜ンポップ史上の重要な盤だ

 

.      Jackson Heights – Bump ‘N’ Grind(’73 Vertigo)

 

ザ・ナイスから随分遠回りしてここに至ったすな〜(遠い目)って感じで

初期のアコースティックな田舎フォーキー風味から脱却し

(ただし今回もエレクトリック・ギターは殆ど入っていない)

キーボードや大人数ストリングス主体のプログレッシヴ・ロック経由のむっちゃ尖ったポップ・サウンドに到達

むぅ士郎

当時はオシャレかつ洗練し杉たあまりのカッチョ良さに誰もついて来れなかったんじゃまいか

ジャケの異常とも云えるクラシカル・モダンなハイセンス度でもそのレベルがわかろうもん

例えば

リー・ジャクソンが淘汰された同時代のプログレ仲間達・・・イエスやクリムゾンあるいわフロイド達が

テクニック至上主義や大時代物量権威主義的スターシステムを捨てて・・・

いやNWの到来によって価値観が崩壊し捨てざるを得ず一時は解散にまで至って

例えば

Yesが新興のThe Bugglesに併合→統治された結果『ロンリー・ハート』のヒットを生み出したように(ry

敗北的に時代に迎合し時代と寝る事で無理矢理再生を謀ったのに対し

JHは他より10年も早くジャズ・ロック/シンフォニック(プログレ)をモダン・ポップに昇華する事で

IQ高めな頭脳的なロック(ロックンロールではない)が活きる道を模索/発見していたのでR

要はこれこそがホントの”頭脳改革”だろう

結局南極

旧プログレ者達は離散集合を繰り返し単なる集金の為の興業が目的の閉じた業界と化したのはお笑いだ

(あくまで個人的見解です)

 

無論

JHだけでなく同様の道を試行したバンド群には例えば

スタクリッジ(コーギス)やマンダラ・バンド(サッド・カフェ)等

あるいはデフ・スクールやバーレスクやファビュラス・プードルスのようなプレ・パンク・バンドもあり

日本では仮そめの田舎趣味からモダンポッッパーへと転生した葡萄畑のもあるが・・・

そんな中!

俺たちのJackson Heightsがずば抜けて早くイカしてるんだZ

台本では所謂モダン・ポップのプログレッシヴ・ロック→パンクNW的側面は前述の通り3年後になる予定

 

云いつつもBump ‘N’ Grindでは

ドラムスが半ば準メンバー的なマイケル・ジャイルスに加えイアン・ウォレスも加わりクリムゾン系多し

ムーグはキース・エマーソンが独自チューニングしたヤツを借りる等して

旧プログレッ支部からの支援が相当に加わっている事も忘れてはならない

 

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