30枚近くリリーッスしているキム・フォウリーだが
(多杉だろ!)
丁度パンク期の一枚が・・・
. Kim Fowley – Sunset Boulevard(’78 Illegal / passport / PVC)

フォーキーな時代のデヴィッド・ボウイや
『哀しみのセバスチャン』みたいな曲がありコックニー・レベル(スtィーヴ・ハーリー)とか
ディラン調でモット・ザ・フープルを(イアン・ハンター)を想起させたりして
基本
ロンドン寄りのグラム・ロッカーっぽい性質のアルバムに感じるけど
かなりアヴァンギャルドな試みも多くなされており
正直高度にイカレタ作品だ
パンクやザ・ラナウェイズについても感傷的に織り込んで歌われる自伝的要素が多い事に注目したい
リアルタイムで多少(局所的に)話題になった気がする
(あくまで個人的印象です)
ホンマにあんたらプロかいなって程に
A面は妙にヴォーカルと演奏のタイミングがズレていて
何やらドラムスはリズム・マシーンの様なショボく単調な音を刻んでいて異常
クレジットが無いんでバンドのメムバーが誰かは不明だが
キムなら一流ドコロのクルーをいくらでも集められるはずなんで・・・謎だ
A-2はレゲエ
このアルバムはロンドンとカリフォルニアを股にかけて録られている
タイトル・ナムバーのA-6『Sunset Boulevard』は
サンセット通りに対する博士の異常な愛情を
ザ・オーキッズのロウリー・ベル(多分ジャケの女性もそう)との掛け合いで
ノイズ/ミュージック・コンクレートをバックに
意味不明な思い入れたっぷり演劇的に喋りまくる(唄では無い・・・多分ラリってるな)
B面は少しまともに?バンド・サウンドっぽく演っており
ジェイムス・ブラウンっぽいファンクのB-1で始まり
Bラスはまるでパティ・スミスの『ロックンロール・ニガー』のように
喋るように歌いながら盛り上がるスタジオ・ライヴのパンカーで終わるのだった
ロウリー・ベル以外にも
ザ・オーキッズからソロになった前述ダイアン・ダイアモンドも2曲参加しており
彼女らのプロモーションも兼ねていると思われ
さすが敏腕マネージャーである
(多分この時期もうザ・ラナウェイズとは切れている)


ま
一番狂ってる世界を表現しているのはのはジャケじゃまいかという話もある