ダックス・デラックス存命中の

プログレッシヴロックはパンクロック

 

※RCAから出された同曲のシングル盤(’75 UK盤)もあるストゥーディオ録音盤は2枚しかないが

(多分)最後のスタジオ録音のみが収録された4曲入り7″EPがこれ

 

.       Ducks Deluxe – Jumpin’(’75 Skydog

 

SkydogはフランスのレーベルだがUKのパブやネオロカのマイナーバンドは

こういった近隣ヨーロッパ国で先にデビューしたりリリーッスされたりしている例が多く

その後にUK盤がリリーッスされたりもするので混乱することしばし

“Jumpin'”はスカイドッグだけのようだが

曲目は写真参照ながらカヴァーとオリジナルが2曲ずつ

カヴァー多めなのがダックスてか「パーリーでみんなの知ってる曲で盛り上がろうず」というパブの特徴だ

NYのCBGBなんかはオリジナルしかやっちゃダメ?みたいな但し書きがあったようだが

何やら意識高い系でバカジャネェノ~て感じだし

ライヴ盤を聴くと客の歓声が奇声多めだったりして

同じPre Punk Yearsでもやっぱ東西全然違ったんだなと笑える

(あくまで個人的伝聞です)

 

ところで

今日ザ・クラッシュがカヴァーした事でグッと知名度が上がった状態の

元々クリケッツの曲をボヴィー・フラー・フォーがカヴァーして有名だった曲の

『I Fought The Law』を「The Cricketsの曲をThe Clashがカヴァーした」と

簡単かつ適当に書いて済ますアホみたいな本や記事が殆どだと思われるが

〔お前何が言いたいのかわかりにくいんだよ↑〕

実際はよりパワーポップ的に進化させたダックス・デラックス版を聴いて

その影響で自分達もカヴァーしたんじゃまいか

だってジョー・ストラマーは元々パブロック・サーキット出なんだもん(101’ers)

I Fought The Law収録EP(’79 UK盤)

その前に”I Fought The Law”をカヴァーしていたバンドには

UKネオロカ元祖の一つワイルド・エンジェルス(’72 下)があるし

ロカ的にはこっちの方が近しいとは言えるけど

そこまで遡っても困るのよね

(あくまで個人的見解です 3回目)

※RCAからリリーッスされた同曲のUKシングル盤(’75)もある

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