パブロックはアメリカンロック

プログレッシヴロックはパンクロック

タイラ・ギャングは2年前にも貼ってたけど

誰も(オレも)覚えてないので・・・飛ばして行こう!

(またそれか)

ビザークレイ・レコーヅのロンドン支店が受け持つのは

元ヘルプ・ユアセルフ/ダックス・デラックスのショーン・タイラが自らの名を冠して立ち上げた

 

.    Tyla Gang – Yachtless(’77 Besekley 1st)

 

昔なんでこのUKバンドがUK盤にもかかわらずカリフォルニアのビザークレイなのか謎だったんだが

そーゆーワケだったんですね

ただし

ダックス・デラックスもそうだけどタイラ・ギャングって妙にニューヨーク臭いと云いま唱歌

ルー・リードの暗さと猥雑な病的さが何故かパブと共存している不思議なオリジナリティがある

もっと端的に言うと・・・ディランズ・チルドレン

要はボブ・ディラン→ザ・バンドがパブのカントリー・サイドの骨子となっている事を

最も体現しているバンドがタイラ・ギャング=ショーン・タイラと云えるのでR

このアメリカっぽさ故にマシュー・キング・カウフマンの耳に刺さって契約に至ったんじゃまいか

(あくまで個人的想像です)

そもそも

ジョナサン・リッチマンはUSよりUKの方が人気があったってのもあるし

ザ・ルビナーズも同様UKやヨーロッパでの方が流行や感性が何周も遅れてる米より売れたというから

ロンドン支部開設は必要にして重要事項だったんだろうけど

ちゃんとアルバム制作にまで至ったUKバンドはこのタイラ・ギャングしかいないのだった

そうそう

The Rubinoosの読み方って米語だと普通に字の通り「ルビヌーズ」になるんだけど

イギリス英語だと微妙に「ルビナーズ」っぽい聞こえ方になるのよね

日本盤制作者はUK経由でタイトルとか付けたのかも知れんね

(あくまで個人的見解です)

 

タイラ・ギャングは件のイーノのバックバンドだったウィンキーズや

ショーンの過去の前述バンドの仲間達で構成され

中にはギランやマモスのジョン・マッコイ(巨漢)まで参加していた

 

A-3のパワポ・ナンバー?『On The Street』にはパワーポップの原点にして

ダックス・デラックス時代の盟友ザ・モータースがThe Motorettes名義でゲスト参加

(多分コーラス)

元ヘルプ・ユアセルフ/マンのディーク・レナードも二曲にIN!

なお

「タイラ軍のヨットが無い」と云う謎のタイトルと

平氏が壇ノ浦で船を失い源氏の軍門にくだった歴史的合戦との関連性は不明である

 

タイトルとURLをコピーしました