パワーポップ概論(4回目)

プログレッシヴロックはパンクロック

ま

総てのジャンルがそうだけど

特にパワポ(以下PP)はジャンルが示すイメージと実態が時代と共に急速に移り変わり拡張して行くので

今後の進行上その歴史や時代ごとの基準値をある程度把握しておく必要がある故ここで纏めておきたい

選考基準はレコ屋のエサ箱とネットを読んだあくまでワシの勘のみです

(最近音楽誌も読まないし他人と音楽の話もしない上にアナログ・イヤーズ限定

またもっとお気楽に名付けられた広義のPPは除外)

 

●第0期PP:★バディー・ホリー★フレディー・キャノン ★ドン&デューイ ★ラリー・ウィリアムス ★ザ・クワイア等

↑パワポ的概念発生以前のパワポ魂を創造した神話上の人物達

●第1期PP:★バッドフィンガー ★ウイングス ★ラズベリーズ ★パイロット ★ルベッツ等

↑PPというジャンルはまだ無かった頃なので小生はポール・マッカートニー型ロックンロールと呼んでいた

●第2期PP:既にこの時点で2系統(A/B)が併走

A系統:★ザ・モータース系 ★ニック・ロウ周辺 ★ザ・ナーヴス等

↑「パワーポップの仕掛け人」の帯叩きで始祖とされた要はポスト・パブロック ※The Nervesは米

B系統:★XTC ★バズコックス ★オートマチックス ★ザ・ジョルト等

↑所謂Punk/NW寄りながらポップなので何となくPPと云ってみたりしたバンド達

●第3期PP:★ルビナーズ/ペッツバンド等のビザークレイ系 ★パーリー・ブラザース等 ★サーチャーズ ★トレンブラーズ

↑時期的には第2期と同期するが便宜上第4期に繋がるUSの初期パンカー群と’60s UKビートのPP化現象

●第4期PP:第3期の発展形ながらこちらもまた微妙に肌触りの違う2系統のPPが存在する

A系統:★ザ・ナック ★シューズ ★20/20 ★ザ・ビート ★フィル・セイモア等

↑その後今日までの流れはUK勢よりもこっちの方が主流っぽい感じになる?

また先駆的なバンドのビッグ・スターが発掘され名実共にビッグ・スター?になる

B系統:★オインゴ・ボインゴ ★ザ・モーテルズ ★ザ・クリトーンズ ★ニック・ギルダー等

↑おそらく産業ロック的な視点や手法で人工的/過渡期的にぶっ込まれたPP精神の薄いバンド群

●PP無風期:★ドン・ディクソン等

↑L.A.メタルやR.E.M.等のマジなオルタナの勢力拡大でPPは仮死状態に入ったが水面下で細胞分裂していた

●第5期PP:★ベイシティ・ローラーズ ★ザ・スウィート ★ストレート・エイト ★ロール・アップス(リー・ハート)等

↑ティニー・バッパー/グラムやライト感覚のNWOBHMもPWにぶっ込まれ始めエサ箱が混乱する

●第6期PP:★イエロー・ピルス /ポップトピア/ピュア・ブリティッシュ・ポップ等のコンピ

↑’90s中期からBomp!(グレッグ・ショウ)を核としたパワーポップ復興運動が高まりコンピ盤が乱立し

えろえろなマイナー・バンド達が発掘されリスナー層拡大と共に市場が活性化し混乱する

●第7期PP:★ウィーザー等

↑個人的にはWeezeがホントにPPなのか疑問だが新たなPW像が加えられ社会現象?になり混乱する

●第8期PP:★イナフ・ズナフ ★デフ・レパード等←今ここ

↑もう何でもPPと云ってもおkになり歴史的なイメージ/価値観が崩壊し混乱する

 

いろんはわ認めるキリッ!

 

 

.     Enuff Z’nuff – Strength(’91 Atco 2nd)

 

ジャケも重そう・・・

 

ななんと1stよりヘヴィーでメタリックになり良質なメロも減少した故

まるでパワーポップとは呼べないダークなシロモノとなってしまった

おそらくこれもグランジの影響だろう

 

そんな中!

ドマイナーなバンドながら小生的にお勧めなPPわ・・・

 

.    Teen Machine – After School Special(’00 Screaming Apple / Pop Squad)

 

これ1枚ポッキリで出自も不明なバンドだが・・・

そのパワーなポッパーっぷりは本物だ!

小生ザ・アーチーズ似ジャケ・シリーズの一環で拾ったワケだが

全トラックがまさに放課後の軽音部活はこうでなければならぬと云う

一種のコンセプト・アルバムのような

架空のアメリ圏ティーンズが奏でる甘く切ないヤングヤング大爆発なサウンド

やっぱレコはジャケ買いだ〜〜〜!

サメカマも最高っすなぁ