ビザークレーとスティッフの相似性については

プログレッシヴロックはパンクロック

前述したが

それを証明するかのようなレコが・・・

 

.     Tyla Gang – Styrofoam(’76 Stiff / Dynamite 7″ 画像は’78/’79の再発盤)

 

ダイナマイトはオランダのパブ系レーベルでどっちが元になったのかは不明ながら

タイラ・ギャング初の音源がスティッフの最初期リリーッス(BUY4)の中の一枚だった事が

お解りいただけただろうか

スティッフはレーベルのアーチストを集めて皆でツアーをしたり多くのコンピ盤を造ったり

あるいは社歌に近い曲を所属バンドに歌わせる等の

レーベル愛精神に溢れた独特のDIY的なプロモーションで知られている?ワケだが

ビザークレーもそれに比べると小規模ながら同様の活動をしており

それらは当時に於いては非常にユニークかつ画期的な事だったのだった

(てかインディーズでヒットを重ねる事自体が珍しかった)

スティッフからリリーッスしているバンド群にも多くの仲間が居たショーン・タイラだが

あえて米国発のビザークレイに移ったのはショーンがアメリカ志向だったからと思われる

例えば

先述の”New York On”の他 “Lost Angeles” “Oakland Red” “American Mother” 等

アメリ圏を唄い込んだ唄が多い上に歌唱が妙にニューヨークっぽいのが彼の特徴と云えま唱歌

(あくまで個人的見解です)

また

スリーヴにある『Double “B” Side』や文言自体から窺える

どこが笑えるのか微妙な自虐的ギャグセンスはスティッフに一貫した特徴だが

それもビザークレイの駄洒落センスに通じると思ってるのって・・・ワタシだけ〜?

 

曲は両B面共にまずゴールド・レコード認定はあり得ないだろうと思われる

一発録りみたいな野趣溢れる土臭いブギー・パブ

“Styrofoam”はサンフランシスコの元祖サイケデリッカー

ザ・シャーラタンズのメンバーDarrel De Voreの手による曲

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