メンバーチェンジが多いバンドなので

プログレッシヴロックはパンクロック

ザ・ロカッツがそのまま移行したかは詳細不明ながら

(正直正確に調べるのが面倒)

RCAからMCAに移籍するにあたりほぼほぼまんまのメンバーで何故か改名してしまう

 

.    Secret Hearts – Same(’84 MCA これ一枚ポッキリ)

 

ゲストはサックスにデイヴィッド・サンボーン先生 デザインはガチガチのテクノ風

ミニアルバム”The Rockats – Make That Move”からそのタイトル曲と前述のマーヴィン・ゲイのカヴァー

“One More Heart Ache”の2曲を再録音し収録したフル・アルバムで再デビュー

しかし改名してしまうって事は一体どういうマーケティングだったんやロカ

実はザ・ロカッツというネーム・ヴァリューがゼロかマイナスだったのか

はたまた『キャッツ』と云うネオロカ出自の名前をよほど捨てたかったのか

ジャケを見るとぜいいんイケメンのS級アイドル・バンド風だが

どういう層を狙っていたのか等々・・・

総ての心は秘密(Secret)てか謎でR

 

だいたい

日本のロカッツ人気はこの時点でまだ発生しておらず

このアルバムも数少ないロカビリー・ファン層にも存在さえ認知されていなかったはずで

ぶっちゃけ誰もこのジャケを見てネオロカとは思わなかっただろう

てか

“Make That Move”の別ヴァージョンが入ってるなら聴きたいヤツは多いと思われるんだが

未だに日本盤さえも(CDでも:Discogs調べ)発売(再発)されて無いようで

マジでどうなってるんだかよく解らない事しばし

ちなみに

’80年代後半にフィリピンに出張に行った際にマニラの小さなレコード・ショップに入ると

このレコが大量にストックされているのをハケーン

当地で人気があったからなのか逆に人気が無くて売れ残っていたのかわ不明ながら

そんな事もこのバンドの存在がマジでどうなってるんだかよく解らないって謎を加速させている

 

音楽性はThe Rockatsを更にNW化させシンセ・ポップ的な領域にまで昇華

確かにThe Rockatsの面影は残存しているとは云えロカビリー的要素は非常に薄くなり

よく云えば耽美派で都会的なカウ・パンク風な何か

一般人の耳で聴けばa-haとかKajagoogooとどう違うんやロカって感じの

流行のワン・ノブ・ゼムの一つに堕ちてしまっていると云えま唱歌

レコード会社は多分ローマン・ホリデイ(たまにネオロカ風味アリのホスト風エレポップ)辺りの線を狙ったと思われ

(あくまで個人的見解です)

んでででででででで

バンドは数年後日に本で沸いた人気の高まりを聞きつけて昔の名前でフカーツするまで

どうなっていたのかは小生知る由もがな

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