プログレッシヴロックはパンクロック

 

ヤフーでググったら誰もこのバンドの話をしていない事が判明したワケだが

モダン・ラヴァーズの中の人が二人も参加している隠れ重要?バンドが・・・

 

.   Robin Lane & The Chartbusters – Same(’80 Warner Bros. 1st)

 

ロビン・レーンはディーン・マーチンのソングライター/ピアニストを父に持つという

業界に顔がきく家柄でバンド結成前は西海岸でフォーク系の活動をしていたというが

その後ソングライターとして東海岸を転々えとしていた時期に

Punk/NWムーヴメントに出会い一気に転向

(元フォークとかその逆が多いヤツらだな)

ボストン辺りでモダン・ラヴァーズの残党ギタリスト・コンビAsa BrebnerとLeroy Radcliffeを引き込んで

姫ーるシンガーとそれを支える♂バンドと云うブロンディーを筆頭としたトレンド方程式に則り

このザ・チャートバスターズを結成し押っ取り刀でアルバム・デビューしたが

その業界パワーを使ってもヒットチャートをバスターする事はかなわずに

2ndアルバムのリリーッス後に時代にバスターされていったと云う

 

アメリカン・パワーポップと云うにはちょっと陰があって屈折したマイナー調の曲が多く

どちらかと云えばUKパンクのノリに近く

ちょうど前述の女性ヴォーカルPauline Murrayが率いたペネトレーションや

あるいわゴス化する前のスージー&ザ・バンシーズを思わせる感があり

USのNWバンドのサウンドとは一線を画したオリジナリティや意気込みが感じられる

ただしロビンはこの時点ですでに結構キャリアを積んでおり

(アー写参照)

パンクで暴走するにわ勢いみたいなのが非常に弱いのが惜しまれる事しばし

 

ロビンはバンドを結成する遙か前の学生時代?に後のザ・ポリスの英ギタリストになるトコロの

アンディー・サマーズと結婚しており

(アンディーとは数年で離婚てかアンディはジャズ系なのでこれも業界七光りっぽい話だ)

そんな関係もあって英国ロックの気質が合っていたのかもしれない

(あくまで個人的見解です)

↑結構イケてんな

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