宇宙の

プログレッシヴロックはパンクロック

入信儀式

      Hawkwind – Space Ritual(’73 United Artists 2LP)

4枚目はライヴ
ただし
あんま変わんない
一本調子で爆走
たいして歌詞も無いワケでもう曲とかiいちいち変えなくても
全部通しの組曲でいいんじゃないやロカと思う今日この頃
宇宙感アップのためのシンセと総てにエフェクトされたエコーが大事
曲(面)のつなぎに
謎のフリーインプロ効果音と天空から導師の語りが入る

そんな事より
このアルバムのキモわ
スペース界のチューダー・ロッジと呼ばれる(呼ばれていません)
バーニー・バブルス渾身の折りたたみ式6面サイケデリック・ジャケ
これを眺めていればレコに針を落とさずとも内容が理解できるキリッ!
意味は・・・わかんねぇキリッ!キリッ!

オレのスペース・リチアルはジャケ&レコはUK盤(£3-10のステッカー有り)なのに
何故か東芝音工お得意の厚手ブックレット・ライナーがIN!という謎のセットだ

ブックレットは音楽よりもバンドの思想性に焦点をあてて
ピタゴラス等の古代の宇宙観や黒魔術について語られる論文や詩という造詣深いものだが
原題の視点から見るとまだマッドフラッド/フラットアース的な思考実験や
闇の文明支配=DS陰謀論への考察が欠如した物足りない
甘いカウンターカルチャー・ロック観だ
この辺はヒッピー(プログレ)とパンクの分かれ目なんじゃないかと思われる

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