寒村に

プログレッシヴロックはパンクロック

魔人襲来

 

.      Samson – Head On(’80 GEM / RCA)

 

ヘヴィーメタルの祭典と化した’80年のレディングを制した(かどうか知らんが)サムソンの2nd

2ndでのヴォーカルはブルース・ブルースこと後のブルース・ディッキンソン節が炸裂

結構調子っぱずれだったり単調なシャウターが多いNWOBHM界から頭一つ抜きん出た模様

ちなみに小生は初期のパンクっぽいポール・ディアノ派

A面には因縁深いメイデン曲の原曲『Thunderburst』があったり

まるでヴァーディスみたいなハード・ロッキン・ブギーがあったり

NWOBHMの王道てか中道てか主にメイデン路線をまっしぐらに疾走しているが

片やB面では悲しげで大仰なテーマ設定から始まり

鼻づまり気味にドラマチックな高音シャウトが連発されるトコロなど

それってば’70sの初期3-4枚位までのジューダスのスタイルそのものじゃナイッスか!

と感じる事しきり

聴き直してみると単純なメイデンのバータなんかじゃなかったんだと反省

ジャケのSM怪人は檻の中のサンダースティック 彼もまたデビュー前のアイアン・メイデンのドラマーだった

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