1992年というグランジ勢急速勃興の時代にリリーッスされた3rdだが
見事にファスター・プッシーキャット(てかヘヴィー・メタル全般)はKill Killされて
結果最終作となってしまった野田
(その後二つのFPCが生まれ本家争いをするも調停によって一本化?←定期)
. Faster Pussycat – Whipped!(’92 Electra)

この作品もよく出来ており質が高く
もう少しリリーッスが早かったらもっと評価されたと思われるが
なんとも不運なバンドである
あの後
為になるHR/HM系のようつべチャンネルでのFPC編(奇特な番組だ)を観直したんだが
件の名作1stはあえて音を荒らして雑な感じを強調して
やさぐれた場末のすえたガレージ感を出すように指向したらしい
ティミー・ダウンはハリウッドで『キャットハウス』というグラムな店を経営しており
そのヤヴァさをリアルにサウンドい転化して表現したかったとの事
総てを煌びやかにしたがったあの年代にまさかの逆転の発想・・・
天才じゃね
この3rdは割とガンズに近いフィールがあるんだが
オケを入れたりアコースティックギターを挟み込んだり
アレンジの変化球で聴かせたりして
えろえろと凝って音を分厚くしたりている
そんな中!
やはりグランジによるトレンドの”悪”影響は大きく
全体にダルいダークな倦怠感が漂う感は拭えない
また
ティミーは解散後にインダストリアル系のバンドに進んだらしいし
彼が編成した第二次FPCもその傾向だったというが
B-3『Cat Bash』やBラス曲『Out With A Bang』も何となくその萌芽を感じる
硬質で無機質なビートを刻むふいんきを持っており
かつてのイメージとは随分変わっている
カントリー・ロック調のB-2『Friends』にニッキー・ホプキンスがピアノでゲスト参加
ただし
ジャケだけは原点にたち帰り
ラス・メイヤー映画『Faster! Pussycat! Kill! Kill!』のイメージをモロに継承
ただし
ジャケは2種類あり
CDヴァージョンではメンバーが走っている(画像の下の部分)部分だけを拡大して
サディスティックなキャットウーマンをカットしている構図に変えた地域が多いんだが・・・
この作業が何らかの検閲対策/予防なのかどうかは不明でR
