盤はともかく

プログレッシヴロックはパンクロック

詩集のデザインは驚異的なジョン・クーパー・クラークの4th

 

.       John Cooper Clarke – Snap, Crackle & Bop(’80 Epic)

 

要は詩の朗読なので音楽は二の次的な感じ

プロデュースやバックはいつものMartin HannettとThe Invisible Girlsの面々で

ピート・シェリーやThe Fallのメンバー他も参加

インダストリアルなエレクトロもあるけど割と普通の当時のロック・サウンドって感じが多い

ジャケの胸ポケットに入ってる詩集だが

内容は何故か2ndの『Disguise In Love』の歌詞が載っている

つまり2年後の4thを買わないと1stはコンプリート出来ないと云う謎のセットなのだ

わかった?

詩集は電話がテーマなのか電話帳からイギリス中のCooperさんのページを

既存のタイポグラフィーと見なし台紙として使い

それを暴力的に詩のデザイン?タイポとマッシュアップした上に

カンディンスキーっぽい幾何学的なイラストとJCCの写真のコラージュがなされている

んで

アルバムのデザインは別の人なんだが・・・

詩集のデザインはクレジットが無いものの間違いなくバーニー・バブルスだろう

※あくまで個人的見解だけど・・・バーニー・バブルスはクレジットをしない法則(20回目)

『カンディンスキーっぽい幾何学的なイラスト』はダムドの2ndと共通したスタイルだし

こんなグラフィックのパンクロックを描けた人物はバーニーしかいないと思われ

 

 

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