ヒア・ウイ・ゴー サンフランシスコ
ジャック・ニッチェがアレンジで起用されたバンドのもう一つの例は
これぞまさに『パンクロックはプログレッシヴロック』そのもののバンドにして
最もアンダー・レイテッドなアメリ圏バンドと云われる・・・
. The Tubes – Same(’75 A&M 1st)

重要盤なので米・日2枚揃えます

むぅ士郎
最近貼り始めてすぐ書く事が無くなり尻つぼみになる現象の理由として・・・
1st~2nd辺りでいきなり書きすぎてしまうって事が挙げられるのよね
なので・・・
絞って行こう!
(はぁ〜〜〜?)
いやマジでこのバンドUSバンドとして最高クラスで内容/歴史が充実し杉ている割に
ジャップの評価が低いてか正直眼中に無さ過ぎて笑われるレベル
まず
ステージ写真だけ見てキワモノ扱いされていると思うんだが
音楽性は特にこの1st・・・特にA-1『Up From The Deep』等に代表される曲に於いては
イントロでの日本のテレビの小芝居のキャプチャーの後に続く
多面的な構成要素で展開されるテクニカルな本格プログレッシヴ・ロック
それもシンフォニックなフランク・ザッパか大雑把なジェントル・ジャイアントと申しま唱歌
非常に込み入ったスコアを軍隊のように統率されてこなして行くのがギモヂE
またA-3『Space Baby』に代表されるように
デヴィッド・ボウイ的な感性のグラム的な素地(ステージ参照)も持ち合わせている
・・・と思ったらこれってボウイーのパロディーなのよね
そんなパロディー精神がバンドのコンセプトとして通底しており
それが同時代のアリス・クーパーやパーラメントに比較されるような
大がかりな演劇的なステージ・パフォーマンスに昇華されているワケだ
また例えば
A-4『Malaguena Salerosa』ではまるでカルメン(前述)のようなフラメンコ・ロックも完璧にこなしており
(勿論Carmenはトニー・ヴィスコンティが関与いているのでボウイーとも関連深い)
B-1『Mondo Bondage』のイントロのドラムスはゼップの『Rock And Roll』だったりする具合だ
と云った様に
変幻自在なスタイルを高度なテクニックとアンサンブルの下にこなしてゆく彼らは
特に表だって著名なミュージシャンを輩出したわけではないので
プログレッ史部内では取り上げられる事はほぼほぼ無いが
(著名なセッション・ミュージシャンは多い)
USロックとしては異例なレベルでヨーロッパ的なプログ感性を持ち合わせているバンドなのだ
また
何故こいつらがパンクなのか?という疑問にお答えすると・・・
まず『チューブス』と云う名前だが・・・これはブラウン管の事で
要はテレヴィ=マスコミ批評をするコンセプトとして名付けられたと云う
そう!
東(NY)のテレヴィジョンに対する
YES!
西(SF)のザ・チューブスなのだ〜〜〜
(検証ちう)
え?
それこじつけっぽくね??
なぞとお思いのゴキ兄
甘い!
甘酢具る!!
この1stからのシングル・カット・ナムバーが
最も初期に”Punk”を唄い込んだ曲として名高い?・・・
『White Punks On Dope』じゃナイッスか!
一部に「本来のパンクの意味でのパンクじゃない」みたいなアンチがいるみたいだが
意味わかんねぇよバカジャネェノー
また
ここからわ小生のあくまで個人的見解だが
冒頭に入る日本語ナレーションの「真冬のテトロンは帝人です」って伊武雅刀かな?
だとすると・・・
シニカルで演劇手なプロジェクトである所のスネークマン・ショーの創成にも
チューブスの感性やコンセプトが関与/影響していた疑いがある
(AM時代の初期スネークマン・ショーでもこの曲がオン・エアされていたはず)
だってザ・チューブスの日本配給はSMSを輩出したアルファ・レコーヅなんだもん
故にチューブスの米国/日本公演の前座をYMOが務めたのも納得
1stのプロデューサーはアル・クーパー
(つずく)