音楽ジャンルと云うモノわ

プログレッシヴロックはパンクロック

げに移ろいやすく何年か経つと昔はそこに属するワケもなかったはずのバンドが

いつの間にかその餌箱に唐突にぶっ込まれて居たりする事態が続いている

例えばパワーポップなんて気が付いたら7個位のパワーポップが存在していて酷く混乱するし

最近じゃMSGはメタルじゃない(ハードロック)と当然のように考えられていてパパもう付いて行けません

しかしそれに異議を唱えたり嘆いたり怒ってもしょうがないので時の流れに身を任すしかないのでR

(8回目)

 

.     Various – New Wave(’77 Vertigo / Philips)

 

市井のパンクス達のファッション写真が可愛い

Richard Hell & The Voidoidsの『Love Comes In Spurts』が収録されているこのコンピ盤は

ジャケ表記の面子からしてもパンク販促物としてはかなり初期のモノで

特にオーストラリア新感覚派Skyhooksやフレンチ・パブLittle Bob Story等のちょっとこれじゃ無い感のあるバンドも

ねじ込まれている点からもタマが禿しく少なかったんだな〜って感じがする事しきり

それはそうと

かなり自由なコンピでマーケティングか権利関係か知らんが各国盤で収録バンド/曲順からジャケまで微妙に変わっている

例えば日本盤のジャケではアー写がコラージュされていたり

またSkyhooksが無い国やThe Jamが入ってる国とかえろえろとやり放題

画像のUK盤だって実際はSkyhooksが入ってるのにジャケ表記は無いとかマジスカイフックスナンナンダヨ~スカ〜〜

特筆すべきトコロは

件の『Love Comes In Spurts』がアルバム/シングルと別ヴァージョンな点で

いったいどこからやってきた別ヴァージョンなのか不明

一見販促詰め合わせモノと云っても舐められない

 

それわともかく云いたいのは

まだUK初期パンが出そろってもいない時期のNYパンクの時代の盤だってのに

タイトルが『NEW WAVE』だと云う点

そう!

今現在の解釈(常識)では

・・・例えばつべで影響力のあるのみミュージックのロック史/ジャンル解説てか解説以前の定説によれば

ニューウェイヴとはパンクの後に現れたその影響下にあるサウンドって扱い・・・

つまりポスト・パンクに近いアーチストを指している事になってしまっている感じなワケだが

YES!

このアルバムが証人のようにリルタイムではパンクとニューウェイヴは同義で発生はほぼほぼ同時

強いて言えばNW(広義)ムーブメントの最も尖った部分がPunkと考えられたみたいな

要は

このコンピでお解りいただけるように

パンクど真ん中/起源のラモーンズの1stにしてニューウェイヴ扱いで間違い無しだった野田

わかった?!

(3回目)

いや

今はまだ生きている人がいるので変化してしまった状態でもまだ許せるレベルで留まっているが

あと何十年か経ったらどうなっているか想像もつかない・・・怖いぞ

解りやすく日本史で例えると

オガヤフキアエズ王朝や富士王朝の存在が記紀では亡き者にされてしまったような感じだな

(解りにくいです)

 

トーキン・ヘッヅ(後述)もイーノがプロデュースしたバンドだった

.  Various – New Wave – Rock ‘N’ Roll Get Behind It Before It Gets Past You.(’77 Sire 2EP)

 

こちらはサイアーの抱えるNYやオーストラリアの初期パンカーを集めた7インチ2枚組コンピで

リチャード・ヘル・アンド・ザ・ヴォイドイズもIN!なかわゆすレコだが

やっぱりタイトルはJKで『NEW WAVE』でおkですよねー

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