(昨日書いたこの世には2種類のパワポがある記事参照)

プログレッシヴロックはパンクロック

1:パワーのあるポップな選手で元来パンクな魂があるヤツらと

2:ナードで妙にひねくれており誰かの真似をしている(させられている)ヤツら

の中で2の代表選手がザ・カーズだ

(あくまで個人的見解です)

創生期のMTVでアワードに輝くレベルのヘヴィロテ状態で毎晩聴かされていたのに

ジャンル的にはオレ向きだったにもかかわらず全く耳/心に入って来ずに

こりゃダメだとオール・スルー・ザ・ナイト状態の中

とりあえず1枚だけ500円で買ってみた盤が・・・

 

.    The Cars – Candy-O(’79 Electra 2nd)

 

初期のザ・カーズはDiscogsでも『New Wave / Pop Roc k/ Power Pop』なぞとなっているが

中期以降は→『New Wave / Synth-pop』になり要はテクノ化しており

つまり

本質的には純パワーポッパー要素は薄かったバンドで

マーケティング上のステレオタイプなNWを演じさせられているような

ぶっちゃけ信念に欠けたディーヴォみたいな感じと考えるのが落ち着くトコロだ

(あくまで個人的見解です)

 

ただし

ジョナサン・リッチマンとの因縁は結構深く

バンド結成前のリック・オケイセクは’70s初頭にボストンやオハイオ州周辺で

後にベーシストになるベンジャミン・オールとCSNYみたいなフォーク・デュオをやっており

えろえろと擦った揉んだあった後”リチャード・アンド・ザ・ラビッツ”というバンド名を

ジョナサン・リッチマンの示唆により拝命する事になったというから相当親密な関係だったんだろう

その関係性で元ザ・モダーン・ラヴァーズのデヴィッド・ロビンソンが

レコード会社との折衝の中でロックバンド化していたリックのプロジェクトに加わり

最終的にデヴィッドの提案したバンド名”The Cars”で纏まったという

(あくまで個人的大意です)

デヴィッドはバンドのヴィジュアルやレコジャケ制作をも担当しており

レコジャケのセンスはどれもカッコ良くバンド・イメージ戦略に強く関わっていたと云え魔性か

むぅ士郎

ジョナサンがロックバンドから一人フォーク化したのに対し

リックはフォークからロックバンドと逆の歩みを選んだのが面白いじゃナイッスか!

 

んでででででででで

このレコも

小生「レコジャケのクルマの特化した改変イラスト」を生業?としている故に

アルベルト・ヴァーガス神がザ・カーズの為に描き下ろしたという絵が

あまりにカッコ良すぎてつい買ってしまっただけで

ザ・カーズの「パワポ未満・テクノ行カーズ後家」な中途半端なNWなんか

聴きたくも集めたくもなかったワケだが・・・

意外に枚数が少ないし(多分6枚)多分ゴミ値だろうし

なにより今聴き直して百回程聴き込んでいたら案外面白くなってきたので・・・

よーしパパカーズのコレクトしたくなってきちゃったぞ〜〜

一回ゴミ箱に入ってたんじゃまいかって程むっちゃボロいなこの袋

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