1stと同年に

プログレッシヴロックはパンクロック

今度はバンドのセルフ・プロデュースで出たスポンティニアス・コンバッションの2ndは最終作となったが

前述のようにマーゲッツ兄弟を残してメンバーチェンジをし心機一転改名した

後継バンドのタイムは実質的には3rdに相当する

 

.      Spontaneous Combustion  – Triad(’72 Harvest 画像はUKオリジ盤)

 

穴からメンバーの顔が出ます

なので1stとtimeの中間的な音なんだが

妙に音が整理されたのが良いのか悪いのか粗野が迫力や曖昧なムードから来る幻想性は後退し

代わりに入り組んだアレンジが効いたプログレッシヴ・ロック度が増している

あと

気になるのは影響を受けたと思われる先輩バンドの影響がモロに出てしまい

例えば曲がまるでイエスの『ランナバウト』やクリムゾンの1st辺りのパクr・・・ぅあなくてコピーみたいだったり

あるいはパワー・トリオだけにジミヘンにふいんきが似すぎていたり

レイナード・スキナード等好きなーの?と思われるけど『フリー・バード』みたいなヤツまで出てきて

要はオリジナリティが失われた印象はあえうトコロが惜しい感じで唱歌ね

 

んでででででででで

2ndの後’73年に(件のラヴ・スカルプチャーに続き)ハチャトゥリアン原曲のロック・カヴァーで

『Sabre Dance / And Now For Something Completely Different!』7″シングルをリリーッスするんだが・・・

B面がななんとロバート・フリップのプロデュース

ロバートもグレッグ・レイク絡みで登場してきたと思われるけど

多分忙しかったろうにわざわざマーゲッツ家に泊まり込んで編曲してくれたらしい

書き忘れたけどドイツのBukから出たタイムのプロデューサーは

クラウト・ロック番長のコニー・プランクが担当だったし・・・

むぅ士郎

超大物達に目をかけられて育てられそれにかなう素晴らしい作品を作った割にわ

特に大きな活躍も商業的な成果も無くましてや自然発火(Spontaneous Combustion)の気配も無く自然消滅し

現在に至るまで系譜上の総てのバンドに一般的な知名度もなく忘却寸前って・・・

逆に凄いバンドだぞスポポポポーーン!

 

※長くなり杉るのでドラマーのトニー・ブロックの行き先(ストライダー/ベイビーズ等)は3年後

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