2ndシングル”How Much Longer”で

プログレッシヴロックはパンクロック

盲目的なパンカー/ファッション・パンクスへの疑義・警鐘を訴え

次作では本格レゲエ/ダブに走ってみたオルタナティブTVだが•••

(1stソノシート7″もレゲエ曲)

4thシングルでは永遠のロンパン・アンセムとなるタイトル曲に加え

B面ではレゲエ(100clubでのライヴ)をベースにポエトリー・リーディング的な

独自解釈でパンキー・レゲエを発展させた曲を提示した

これは件の『スニッフィン・グルー本』に序文を捧げたトコロの

ジョン・クーパー・クラークのスタイルに近いものを感じるのは•••ワタシだけ〜?

(あんなに早口ではない)

普通に考えてリントン・クウェシ・ジョンソン的なダブ・ポエトなんだろうけど

 

.   Alternative TV – Action Time Vision / Another Coke(’78 Deptford Fun City)

 

ATVにしてはポップセンス溢れる曲でジー・ヘッドコーツもカヴァーしているが

シャム69やコブラ(日本)にもカヴァーされているという何故かOi好みする?曲らしい

ATVのジャケのデザインに一貫して統一感があるのは

各々の曲のスタイルは違えどミニマルな音楽性を目指したバンドの方向性が

最初っから揺らいでいない証左だ

むぅ士郎

ザ・ブルー・ハーツの1stアルバムのジャケはこれが元ネタだな

(あくまで個人的見解です)

 

イラストは小生の考えるPunky Reggae Party(by Bob Marley & Lee Perry ’77)の図

レゲエがレイドバックしたサーファー(シティー・ボーイ)達の平和な楽園音楽と考えられマーケティングされ

パンクは一時的なお笑いのような流行りもんとされていた当時の日本では

パンク勃興後のロック界で何が起きているのか(What’s Going On)想像もつかず

ボブに対し失望を通り越して怒りさえ向ける丘サーファー達で街は溢れかえった銭やったもんだった

(あくまで個人的記憶です)

という背景を踏まえ•••

原曲の歌詞に出てくる白人バンドを元にレゲエのパンク的解釈の発展に貢献した

初期パンカーからネオスカ直前までのNW混沌世界を

Marvin Gaye – I Want Youのジャケのデスコな構図を借りて架空のコンピ・ジャケを作ってみた

この歴史の節目ちなった偉大な曲のスタジオ・ヴァージョンは長らく12″シングル盤でしか聴けなかった←なので2枚揃えるのは常識

 

 

 

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