ジョナサン・リッチマン&ザ・モダン・ラヴァースが

プログレッシヴロックはパンクロック

USパンクのゴッドファザーと呼ばれる所以が・・・

(誰も云っていません)

後にメジャーで活躍及びカルト的に評価された多くの伝説的メンバーを抱えた事だ

皆ボストン出身のパンカーなんでほぼほぼ繋がってる地区のオールスターんだろうけど

 

・    The Real Kids – Same (’77 Red Star 画像はオリジナル)

 

ファウンダーのJohn FeliceはJonathan Richmanの隣?に住んでいた幼馴染みで

むっちゃ気の合う仲良しキッヅだったらしいが

性格は反対で悪ガキのジョンに対してジョナは薬物にも手を出さない純朴は好青年だったという

(今でもなんだろうな)

そんなジョンは初期モダラヴァに入ったり抜けたりしながらも付き合いつつ

自身のバンドThe Kids→The Real Kidsを’72年頃?には結成していたが

レコード発売に至るには数年がかかり’77年になってやっと機が熟し

パンクなエナジーに溢れた本作がSuicideで有名なRed Starからリリーッスされた

 

駄菓子菓子

少なくともリアルタイムの日本では完全に無視され当然日本盤も無いし

この名盤がエサ箱に落ちてるリアル現場を一回しか見た事が無いレベルだった

そんな中!

リアル・キッヅは’90s初頭にノートン・レコーヅが本作を再発したり

埋もれた音源を発掘量産する事でやっと日の目を浴び再評価されたのだ

ちな

ノートンは’70sの録音時からバンドと関係深かったと云う元The CrampsやZantees他の

Miriam Linnaが(共同で)興したレーベルであり

この1stでバディー・ホリーやエディー・コクランのカヴァーを演っているのは

ネオロカ指向のミラムと趣味が合った証左と云えま唱歌

また

ジョンの風貌が髪型等でどことなくラモーンズっぽいのは

一時期ラモーンズのローディーだった関係と思われ

(あくまで個人的見解です)

 

ただし

サウンドはモダラヴァともラモーンズとも全く似ておらず

噛みつくように攻撃的かつハイスピードで勢いのあるハイ・エナジー・ロケンローは

文学的だったり小難しい傾向の多いNYパンクよりも

The KilljoysやThe Usersみたいなストレート&ハードなロンドン・パンクに近く

仮に英国に渡米していたらもっと成功したんじゃ?と思わせる事しばし

また

要所要所のキメや基本ハードブギーなトコロがハードロック的でもあり

ロカに隣接するトコロ等と併せて『School Punks』で有名な?

ブラウンズヴィル・ステイション辺りにも近い感じがするのって・・・ワタシだけ〜?

あと

Bラス『Reggae Reggae』は

「やっぱ元がモダラヴァ関係だからレゲエ演ってんのかな」と思わせつつの〜

全然レゲエじゃないので注意

(ストゥージス風混沌ハード)

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