後期ヴェルヴェット・アンダーグラウンドわ

プログレッシヴロックはパンクロック

ゴミだという噂ながら

一応後学のために買ってみたヤツ

 

.    The Velvet Underground – Loaded(’70 Cotilion 画像は’97年Simply Vinyl盤)

 

180g重量盤のヴァージン・ヴァイナルってシリーズで分厚い袋入りのAtlantic Records名義

もうこの時期になると

●モーリン・タッカーはおらず(妊娠中?)

●ダグ・ユールの緩いリード・ヴォーカルが数曲

●ルー・リードは発売前に逃亡→行方不明

と云うまさに末期状態だが・・・

内容はやぱっり・・・

何じゃこりゃ〜〜

ヴェルヴェット舐めとんのかみたいな内容で

別にコレ普通に違うバンドでしょって感じのコマーシャルなレコだな

いや

一曲一曲は決して悪くはないんだが

キャッチーなソフト・ロック(ただし中途半端)で始まり

“Sweet Jane”とか”Rock & Roll”とかルー色の強い有名曲があるものの往時の毒気/ヤヴァさは無く

7分以上に及ぶまるでブリンズレー・シュウォーツみたいなパブ系長尺くぐもりスワンプ曲

“Oh! Sweet Nuthin'”で終わるちうエンディングは良いのか悪いのかわからんけど

いきなりポップになった全くアンディ・ウォーホル感の無いジャケからもお解りいただけただろう

いかにも当時のアメリ圏プロデュース先行型のパッケージ商品に上手くしつらえられてしまった感アリ

ただし

これがこれまでの全4枚の中で一番売れたらしいと云うから

やっぱヴェルヴェットってリアルタイムじゃ全く理解されてなかったんだな

ルー・リードの作曲やヴォーカルや存在感は凄いけど

バンドとしては割とまとまり無く適当に思いついた事を手当たり次第にやってた感じがするのが惜しいな

当然これの日本盤初回は11年後の’81年

 

バンドのリリーッスはこの後も数枚続くけど・・・

小生ヴェルヴェット愛が無いのでオール・スルー・ザ・ナイトだ

 

↑かなりアレンジを変えてるけど前述ザ・ラナウェイズのカヴァーも最高だ

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