そんな

プログレッシヴロックはパンクロック

レディオ・スターズ界隈のバンドでドラムスを叩きまくっていた

クリス・タウンソンが在籍していた別のブート・ボーイズ・バンドが・・・

 

.  The Hammersmith Gorillas – You Really Got Me(’74 Penny Farthin / Raw)

 

実際にはブーツは履いていなかったようだがモッヅ由来のキツツキ・ヘア→後期スキンズ(スウェード)を発展させ→

頭頂部を異様に盛り上げたゴリラ・ヘアーを開発しそこに超激揉み上げ&特広バギーパンツで

彼ら独自の特徴的なアウトフィットに至り→最終的にはホントにゴリラのコスまでしていた模様

サウンドはグラムと云うよりはザ・キンクスのカヴァーでもわかるような忠実なブリティッシュ・ビート寄りだが

独特の妙にルーズなグルーヴ感がありそれが彼らのオリジナリティだった

リーダーでVo. & Gr,のジェシー・ヘクターはジミ・ヘンドリクスに憧れていたようだが

彼のギター・プレイはもっと野太く野卑でジミ程の繊細さは無くかつ平凡で地味だった

 

この1stシングルは最初’74年にリリーッスされたモノだが

パンクが勃興すると元祖系としてバンドは再評価されチズウィックに拾われ新曲が数枚リリーッスされた後

’77年にジャケを新装して伝説の前述Raw Recordsから再び街を襲撃しに帰ってきた

再発Penny Farthin盤ジャケの爆弾肩叩き文句”PUNK-ROCK”と安全ピンに当時のかほりが感じられて嬉しい

同じくRawから再発見的に再登場した『Suowbiz』期のダウンライナーズ・セクトに似た

境界線上と云い魔性かぶっちゃけどっちつかずのオサーン系オブスキュア初期パンクとも云えるが

意外と件のファンジン『スニッフィン・グルー』誌でもしばしば取り上げられていたというシーンの開拓者でもあり

俺たち(一人です)にとっては生粋のまさにゴリゴリのパンカーと讃えたいものでR

ロック史上の貴重な記録(レコード)なので何枚でも買います

 

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