知らなかった情報がちょいちょい出てきて驚く事しきり
『Turbo』アルバム「は最初2枚組を廉価で発売する『Twin Turbo』として企画されたものの結局南極1枚になり
そこに収録されなかった数曲が『Priest Live』を挟んだ後に出たアルバムに収録される事になったと云う
それが・・・
. Judas Priest – Ram It Down(’88 CBS / Colombia)
そう云われれば確かにそうかも知れんと腑に落ちる曲がいくつか入っていますなぁ
あと
クレジット上ではドラマーがデイヴ・ホランドになってはいるけど実はもう彼は居なくて
代わりに叩いていたのはドラムマシーンだったとか(調査ちう)
そう云われれば妙に機械的で確かにそうかも知れんと腑に落ちr(ry
このアルバム
今聴くと文句ない鉄壁のメタル・アルバムなんだが・・・
ななんと当時は絶賛されていたワケでもなく信じられない事に
「ターボのショックから脱したものの後遺症の残るまぁまぁな作品」
みたいな イマイチな感じの評価が支配的であったような記憶がある
ガチヲタの非寛容さって酷ぇなと思いつつも
確かにターボの余韻が存在してたワケでガチヲタの嗅覚の凄さは動物的とも感心する事しきり
間違っているのわ・・・ターボもラム・イット・ダウンも全然駄作では無い事だ
もし仮にこれを他のバンドが制作したとしたらそのバンドは間違い無くゴッドと呼ばれるはずよ
わかった?!
なんと云っても凄いのは映画でも使用されたB-3の”Johnny B. Goode”のカヴァー
ただのネタか企画モノだと思って真剣に捉えないゴキ兄も多いようだが
サイコビリー専門で常々もっとロカとメタルと融合させるべきと思っていた小生としては
これにバチバチのスラップが足されたら最高にぶち切れたサイコ曲になると思ったね
※基本サイコはどれも全部同じで大差無いから
また
これはあまり云われない説だが
“Ram It Down”が”turbo”と暗に紐付けられている説として例えば
マッスルカー・エンジンへの空気流入量を強制的に増大させる方式の一つにRam Airと云うのがあり
どちらもクルマを暴力的にぶっ飛ばす時に必要な装置なので
二者は暗示的に双子のアルバムだったのだと考える事が出来ようもん
そう!
アメリ圏の場合ヒット曲とはそれすなわちハイウェイを流す時に気持ち良いかどうかで決まるのだ
ただし!
北米カー・カルチャーの場合ヨーロッパっぽいイメージが強いターボチャージャーよりも
スーパーチャージャーの方が遙かにアメリカっぺぇし強そう(マッスル)と感じられるはず
ドラッグ・レースは絶対にスーパーチャージド・ギャスクーペ
そこにナイトロ(ニトロでは無い)をぶっ込みトラックバイトを噛ませるのが正義
自然吸気に毛の生えたレベルのラムエアなんてお話にならないZ
なのでTurboやRam〜アルバムがアメリカで失敗したとするならば
そのネーミング・センスが原因だったのではないかと考えられるのでR
(あくまで個人的暴論です)