プログレッシヴロックはパンクロック:アメリ圏編

プログレッシヴロックはパンクロック

しかし

まだキング・クリムゾンもイエスもジェネシスもやってないってのにUSAに渡米って・・・

いーのでしょうか?

いーのですキリッ!

ブライアン・イーノ

ベタベタなイギリス人ですやんとお訝しがりのゴキ兄

そうなんだけどイーノはUK/USのエクスペリメンタルの橋渡しをした人だし

なにより今までロキシー人脈やカンタベリー人脈にホークウィンド人脈あるいわパブ人脈で掠めながら

何処にでも登場しうる故にあえてオール・スルー・ザ・ナイトしてきたんで

この局面で貼らなきゃいつ貼るの今でしょみたいな総てのロックのハブ的な人なワケで(ry

 

.      Eno – Here Come The Warm Jets(’74 Iasland / Polidor)

 

ホントは’73年の『Fripp & Eno – (No Pussyfooting)』が最初に来るべきなんだけど現物が無いんで・・・

Here Come The 初ソロ

マジで参加面子がUK編で貼ったグループ達とむっちゃ被っておるがな

ビル・マコーミック(マッチン・モール) クリス・スペディング(フェリー) サイモン・キング(ホークウィンド)

バスタ・ジョーンズ(トーキン・ヘッヅ) ジョン・ウェットン(ファミリー) ポール・ルドルフ(デヴィアンツ)

フィル・マンザネラ(ロキシー) アンディー・マッケイ(ロキシー) ポール・トンプソン(ロキシー)

ニック・ジャッド(シャークス) ロバート・フリップ(キンクリ) ロイド・ワトソン(スライドギター 801)

などなど一応プログレっぽい人達ながら他のセッションでは一緒しそうもない感じの面子も見かけるのが面白い

ロキシー・ミュージックにおいてイーノはブライアン・フェリーを凌ぐアイドル的な人気を博し

それにフェリーが嫉妬して頸になったなぞと云われているがホントだろうか

腕利き揃いのロキシーの中では技術的な裏付けが無いヘタウマ担当の二人なので

特に非音楽的な部分で競い合ったのだろうか

 

とにかく小生があえて書く事もない時代の変わり目を象徴するような有名盤なので(ry

所謂アート指向のノン・ミュージシャンながら共演者の才能/個性を要所要所で引き出し

後に時代の流れを変えたような重要バンドのプロデュースを数多く手がけた慧眼がすでにここで明らかになっている

特にA-1″Needles In The Camel’s Eye”でのクリス・エース・スペディングの無気力痙攣ギター

A-3″Baby’s on Fire”でのロバート・フリップのアヴァンギャルドな浮遊ギターをフィーチュアしつつも

結果的に非常にポップなグラム・ロックに仕上げた手腕/感性はイーノにしか作れなかっただろうし

どのジャンルにも属さないオリジナリティがある

(クリス・トーマスがプロデュースでは無く1曲ベースで参加しています)

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