ブラウン管になる前はネオン管だった
. The Neon Boys / Richard Hell & The Voidoids – That’s All I Know (Right Now) / Love Comes In Spurts(ブート 7″ 4曲入りEP 33rpm)
この7インチ盤
えろえろなジャケでリリーッスされていて曲順も違ったりするけど中身はだいたい同じヤツで
’80年のShake Recordsの7″(ブートではないみたい)が元になっている
(小生普通ブートには手を出さないんだが・・・初期テレヴィジョン関連のブートは無法地帯
この盤は曲目も解らないしその中でも特に適当な方)
前述のイーノがプロデュースしたデモはリチャード・ヘルが脱退する直前ですべてトム・ヴァーラインの曲だったが
このEPは2曲ともリチャード・ヘルの曲(ヴォーカル)でB面は彼のバンドのヴォイドイズの曲と
多分にリチャード側から編集された形の盤となっている
A-1″That’s All I Know (Right Now)”は13th Floor Elevatorsのヒョコヒョコヒョコヒョコヒョコヒョコって
例のジャグ音をギターで模して演っているガレージ・サイケなナンバー
A-2″ Love Comes In Spurts”はヴォイドイズのアルバムに収録されている曲の初期ヴァージョンだが
云われないと解らないレベルで編曲/ふいんきが違い割とのんびりして後の狂ったような殺気は無い
B-1″Don’t Die”はこの盤のみの初期曲だが多分1stでの何かの原曲になっていると思う
B-2″Blank Generation”な彼の代表曲だが’76年にOrk/Stiffからのシングルになったヴァージョンと基本同じと思われ
なので
リチャード的には間にザ・ハートブレイカーズ時代が挟まっているワケで
随分無理矢理な両面のカップリングだなぁてか
A面2曲だけで一枚作っても良かったんじゃねみたいな気もする事しばし