このアルバムわ

プログレッシヴロックはパンクロック

前述『Richard HellとHeartbreakersのChinese Rock(s)』の項で貼ったので・・・

飛ばして行こう!

ここまででEnd of ラモーンズ・第一章って感じか

 

.        Ramones – End Of The Century(’80 Sire)

 

とにかく

プロデューサーがみんな大好きフィル・スペクターなのが良かったのか悪かったのか

(チャート成績的には良かった)

しかし

以前からフィルの方からラモーンズにラヴコールを送っていたってのは驚いたなー

やっぱ原型がビーチ・ボーイズだったから面白く出来ると思ったのかな

でも

ヤク中の奇人&もう過去の人って事で近づきがたい人物でもあった故にラモーンズ・サイドは中々乗らなかったらしいし

だいたい

リリーッス当時はオレ達(一人です)も「今時何なんだよ こんなのパンクじゃねぇ」って印象だったけど・・・

今聴くと・・・オイオイこれ最高かよ!

みたいなノリノリな愉しさと奥深さが詰まっている

“Rock ‘N’ Roll High School”に”Chinese Rock”に”The Return Of Jackie And Judy”も入って

全然問題なくラモーンスど真ん中だし

ジョーイの唄以外はフィルのお気にのクルーと弦のアレンジで録ったという無茶苦茶な

ザ・ロネッツのカヴァー”Baby I Love You(’63)”も・・・むっちゃ聞き応えがあるZ

特にジム・ケルトナーのドラムのタイミングの取り方がスゲぇと感心する事しきり

フィルの録音時の異常な時間のかけ方や銃を向けられたりした奇行でメンバーは皆まいってしまったと云うが

こおのイラストはThe Beetles(The Beatlesでは無く)のケースです

その位精神的にのめり込まないとあの荘厳かつファンなサウンドは出来上がらないんだろうな

一度はジョニーの「ドラッグを唄うべきではない」という考えで退けられた『中國石』を

あえてフィルの時にフカーツさせるってのも気が利いてるよな

 

ところで

このアルバムにはフィル以外にもう一つリスペクト・アーチストが隠れている!

それは・・・↓

録音スタジオはL.A. L.A. Womanは角アールのジャケだけが本物

わかった?!

(あくまで個人的主張です)

 

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