マーキー・ラモーンが

プログレッシヴロックはパンクロック

ドラッグだかアルコール依存症で録音後に一回クビになったアルバム

 

.     Ramones – Subterranean Jungle(’83 Sire 7th)

 

地下鉄の行き先がコニーアイランドなのがイイ

なので1曲だけB-2″Time Has Come Today”でジョニー・サンダース関連ドラマーのビリー・ロジャースが叩いている

あと

ディーディーが唄ってる曲があってバンドもえろえろと固定が緩んできたな

そんなディーディーも酷い薬物依存症だったらしいけどてかメンバーぜいいんが○○依存症だと思われ

ただし

楽曲は往年の解りやすく愛らしいラモーンズ・サウンドがフカーツし前作のモヤモヤ感が払拭された

ただしただし

原点に返った代わりに「この曲あの曲によく似てるよな」みたいな曲が多いのがアレだが

ラモーンズ縛りで何枚も作ってたら必然的にそうなるわなみたいな

 

前2作のプロデューサー(フィル・スペクター&グレアム・グールドマン)選択の失敗?に懲りたのか

今回はパンク畑系のRitchie CordellとGlen Kolotkinの共同プロデュースになったのも良かった

リッチーは’60年代に書いた”I Think We’re Alone Now(リナ・ラビッチ等)”や

“Mony Mony(ビリー・アイドル等)”等がパンク/NW時代になってカヴァーされ作曲センスが再評価

その後はジョーン・ジェットやバウ・ワウ・ワウ等のプロデューサーとしてクレジットされているものの

何故かどの局面でも妙に共同プロデュースが多いのが気になるトコロ

片や

グレンは主にジョナサン・リッチマン&ザ・モダ〜ン・ラヴァーズやグレッグ・キーン

あるいわルビナーズと云ったビザークレー関連のアーチストに仕事が集中しており

言わば最古のパンク系プロデューサーの一人と云っても良いキャリアの持ち主で

パワーポップ的な音作りを任せられていたようだ

(あくまで個人的見解です)

スピットボールズはビザークレー系オールスターズな面子でレーベルをプロモートする覆面バンドでStiff Records辺りの経営手法/テイストと酷似している

グレンと共同プロデュースのケニー・ラグナもその後ジョーン・ジェット担当になりこの辺の制作陣の連携が強力な感じがする

 

ジョニーだけはシラフだったみたいです?

 

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