このシングルの特徴は・・・

プログレッシヴロックはパンクロック

ジャケのボール紙がむっちゃ分厚い事だ

なので逆にジャケが割れやすい(意味ないじゃん)

 

.     Criminal$ – The Kids Are Back / The Cops Are Coming(’78 Sing Sing)

 

シルヴェイン・シルヴェインはニューヨーク・ドールズ解散後は日本公演で叩いたトニー・マシーン他

後にデヴィッド・ヨハンセンと行動を共にする周辺の面子でクリミナルズを結成したが

バンド存命中にリリーッスされた音源はこの7″のみであった

A面『The Kids Are Back』はいかにもシルヴェイン節のv軽快なパワーポップなロケンローで

NYの悪ガキ仲間の事を唄い込むのも楽しく何故だか元気が出るし曲の完成度も非常に高い

B面『The Cops Are Coming』はマッポ(死語?)とのカーチェイスをテーマにした

映画のサントラに使えそうなピアノが活躍するジャズっぽいスリリングなインスト・ナムバーだが

『The Kids Are Back』同様シルヴェインは過去の黒人音楽を非常によく研究しており

さらにそれをやさぐれロックに応用し料理→消化する手腕に長けているなぁと思う次第

トニー・マシーンのドラムスは常に最高のリズムを叩き出しており正直ドールズより断然良い音楽

 

Sing Sing Recordsはこれを含めて3枚の7″のリリーッスしかなく

1枚はシルヴェインで他は前述のニューヨーク出身の黒人ロッカー

Dig Waine(後にJo Boxers)を擁したネオロカBuzz And The Flyersのシングル『Little Pig(’80)』

こちらもオーセンティック・ロッカビリーを最初期に打ち出した素晴らしい盤

同デザインのジャケットを使ったアルバム(これ1枚ポッキリ)はネオロカ専科レーベルのNervousからのリリーッス

 

しかし

NYの人達ってホントNYの人達としか仕事しないよね

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