なんて云われてマスク生活をしていたのは何年前の事だろうか
ちなみにコロナというバンドもドイツ生まれだ
(・・・)
. Cluster – Cluster II(’72 Brain)

毎度の事ながらこのバンドやアンビエント系の音を文章で言い表すのは
空しくなる程困難で空虚になる・・・
そんなクラスターの2nd?
(調査ちう)
シンセや何だか解らぬ楽器のドローン音/ノイズに重なる単調な反復ギター音が延々と続き
一応6曲入りの体裁だがそれは通常の概念での曲なんてモノではなく
メロディーもリズムもなくロックでもないし勿論唄もないので曲に込められた意図も不明
(てか意図なんて無いだろう)
集中して聴いてないと何時曲が変わったかも忘れてしまうレベルの瞑想/催眠効果と云う矛盾も
拷問に近く辛いじゃまいか
駄菓子菓子
クラスターについて難しく考える事など全く無いキリッ!
前述”Cluster & Eno”の曲の邦題が『スペース・セレナーデ』『銀河ロマン』『謎の飛行物体』等であった事から
彼らの音楽とは単純に音の印象そのままで・・・宇宙についての曲でおk
もう「ボヨヨヨヨ〜ン」だったり「シュピシュピシュピシュピシュピシュピ」だったり
あれって惑星が迫ってきたりUFOが飛んでるふいんきをシンセでマンガっぽく描いてるだけの
割と子供っぽくなーんも考えてないパターン化した心象風景的な具象画なんです
(あくまで個人的結論です)
例えば
クラフトワークの『アウトバーン』だってクルマ(多分ベンツ)の走行音が戯画的に入るでしょ
ジャーマン・ロックなんて一見高尚そうな割にはそんなモノなんです
(あくまで個人的断言です)
え?
バカにすんなだって??
いやいや実はこの日本盤再発(’81年)の曲の邦題も『UFO』『銀河』『宇宙粒子』『無限の〜〜』と
ほぼほぼ全く同じワンパターンだったんですね

要は
クラウトロックってのはぶっちゃけ結構原始的で単純なトリップ・ミュージックで
多分これもイギリスのプログレ(そっちはヘッド・ミュージックだけど)がそうであるように・・・
ドイツの民族音楽なんです(←またか)
故に呪術的なのも納得
なので
(阿木譲先生と交代した?)大鷹俊一のように衒学ぶって小難しく語り
ますます一般リスナーを遠ざけてしまうのは悪手だったんです
(あくまで個人的見解です)
クラスターと云えばクラウトロック界の始祖筋に通じる大御所かと思いきや
この2ndはリアルタイムから’80年代までドイツと日本でしか発売(&再発)されていなかったという惨状
’90年代が過ぎ今世紀になってからバシバシ再発が進んだのは
間違い無くクラブ(ドラッグ)・カルチャーの変容のおかげだろう