わからんけど
B-4に件のエジプシャン・レゲエを搭載したズバリ『ロックンロール』アルバム
. The Modern Lovers – Rock ‘N’ Roll With The Modern Lovers(’77 Beserkley)

ドラムセットの変態さよ
ただし
所謂ロックンロールっぽさは見た目からして非常に薄く
(ジャケの楽器編成参照)
総てアコースティック楽器で録られており
(時はネオロカ以前なのでウッドベースなんて使ってるバンドはビリーバンバンしかいなかった)
1stのほのぼのイノセント小学唱歌路線をさらに推し進め
さっき思ったんだけどB-7『Angels Watching Over Me』なんて
もしかしてモダラヴァってCCM(Contemporary Christian music)系?とか思っちゃったよ
しかし
「エジプトのレゲエ」って云ってもレゲエ(ラスタ)はちょっと下にあるエチオピア回帰の音楽だから
それ程変な事は云ってないんだよな
でも
ドラが鳴ったりして編曲が妙に中華風てか和風てか
所謂ジョナサン風のチャンキー・サウンヅなんでむっちゃ奇妙に聞こえる事しきり
この系統のエキゾな曲が他に2-3曲あってレゲエやクマクマなスカとかを演っている
要は
ロックンロールと謳いつつ正攻法のロックンロールなんて1曲も無いワケで」
(伝承音楽:Tradが4曲も入っている)
イノセントと思わせつつ裏腹な禿しいアイロニー/シニカルな批判精神も感じさせる
録音もあえてド素人っぽいエコーがかかっており
多分スタジオの廊下とか教会か何処かでライヴ一発録りしたんだろうな
(あくまで個人的推測です 風呂場説があるがアメリカに広い風呂場なんてないだろう)

表面と同じに見えるけど裏面はイラスト
そんな事に衝撃的な影響を受けリスペクトした小生は
モダラヴァとロッカビリィを融合させたようなヘタウマ音楽を希求し
バンド『新太陽』を組んだのであった・・・
↑中国の民謡(Trad)をカヴァー

胡弓で”Anarchy In The U.K.”をカヴァーした中国初のパンカー?Dragons (’82 龍革命)も
ジョナサン・リッチマンをリスペクトしていたに違いない
(違うと思います)