イタリア公演で前座に起用した際にグレッグ・レイクが気に入りマンティコアに誘われ
主に過去音源を中心にピート・シンフィールドに英詩を付けてもらい世界デビューを果たしたバンドが・・・
Premiata Forneria Marconi(PFM) – Photos Of Ghosts(’73 Manticore 3rd)
バンド自身とクラウディオ・ファビとの共同プロデュース以外に
『プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ』て長ったらしい名前を
覚えやすく『PFM』と云う呼称にしたのもピートの功績みたいにえろえろなトコロでよく書かれているけど・・・
普通じゃね
エマースン・レイク・アンド・パウエルをELPって初めて呼んだ人がドヤるみたいな?
硬軟プログレの総てが詰まりメロトロンも鳴り響きいかにも日本人好みしそうな傑作盤と云え魔性か
クラシカルではあるがクラシック音痴の小生でも何故かd無理なく聴けるニューロック性がある
過去2作から曲を集めた(調査ちう)というだけあってベスト選曲になっているてか
曲ごとのヴァリエーションの振り幅が大きく飽きが来ないのも良いのよね
難を云えばプログレにしてわリズムが弱いと云うかドラムスが普通で
アンサンブルとしてはイカれているが
各パートに演奏に変態的なテクニカルさはあまり感じられない模様
ま
その誇示(エゴ)が無いのが悪いワケでは無いが
『ユーロロック』と云うとマニアックなプログレってイメージがあるけど
あれって結局南極ヨーロッパの民族音楽をロック化するとああなっちゃうだけで
特に自分達にプログレッシヴ・ロックって意識が強くなくても
ナチュラルにクラシックの要素/ふいんきが入り込んで自生的にシンフォニックになっているんだと思われ
逆に云えば米由来のブルーズ/R&B性に起因するワイルドなリズム/ドラミングが
希薄になってしまうのもさもありなんと
(あくまで個人的見解です)