Frictionの

プログレッシヴロックはパンクロック

ライヴが2曲収録されたLive盤

      東京 Rockers – Tokyo Rockers(’79 CBS/ Sony)

個別にあしらった顔写真のレイアウトはなんとなくNO NEW YORKのジャケとの共通性を感じる

他はMr. Kite Lizard Mirrors S-ken

初めて聴いたフリクションのライヴ録音は最高だってけど

個人的にはシングルも合わせてミスター・カイトの音源が最も好き

新宿や高円寺っていうより鶯谷とか板橋って感じの場末感がE

同様のライヴに『東京ニューウェイヴ』もあるけど

どっちも無闇にニューヨーク・パンクの影響が強いのよね

Mr. Kiteなんかモロに日本語テレヴィジョンだし

フリクションのバンド名にしてもTelevision由来(だと思う)

 

日本のパンク勃興時の主流となるサウンドのルーツが

ロンパンやラモーンズのような肉体派暴力激情型ではなく

文学的・内省派だったというパンクなのにインテリ風情てのが特殊てかいかにも日本ぽい

だって

この後に遅ればせながらNWっぽいノリで出て来たヤツラにしたって

実はフォーク出身だったってミュージシャンがむっちゃ多いんだぜナンナンダヨ~

残りはただの石ヲタ多し

むぅ士郎

そんな草食パンカーが主流だった国って世界にあったん?みたいな

しかも

’79年といえばもう欧米では一回パンクなんか終わってますっちゅうこの遅さよ

ただし

この数年間の伝播遅延現象はウエスタンカーニバル→ベンチャーズ→GSの時代から

ななんと現在に至るまで全く変わらずずっと続いているという

驚くべき日本人の遠慮深さ控えめさ鈍感力は異常

また

東京 Rockersは一応パンクとはいえ・・・みんなすでに結構歳をとっていた!

なので楽器を持っていなければただの一般常識人だし

ファッションなんか気にしてないし勢いもそれなりだった野田

これもムーヴメントがマイナーで終わった原因でわ

(あくまで個人的見解です 5回目)

録音ライヴ終了時にロフトの壁から剥がしてきたポスター

Glastonbury Fayre→Mighty Baby→Snakefingerの項(そうだったのかよ!)終了

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