Raw Recordsからの

プログレッシヴロックはパンクロック

4thシングル

 

.      Gorillas – It’s My Life / My Sons Alive(’78 Raw)

 

ジャケ裏にデビューアルバムの告知があるけどこの7″からの2曲は含まれておりません

しかし

元はグリッターだったのに何やらカウント・ビショップス似の本格パブロッカーになっちまったなぁ

て感じにA面はドスが効いてシンプルかつファストなハードブギィ

シンプルに直線的杉てヤマもオチもキャッチーもないのがイイのか悪いのか

むぅ士郎

ゴリラと云うより猪突猛進イノシシ鍋状態

B面はちょっとスピードを落としたのもののA面と同じような感じだがちょっと盛り上がるギターソロがある

バンドはその後RawとChiswickからシングルを2枚出して消えるがジェシは新バンドで活動を継続していったとさ

 

そんな中!

グラムとパブという相反する性質/属性のジャンルを股にかけた類い希なるバンドがいた事に

「そんな事が成立しうるのか? でもゴリラスの中では矛盾してないんだよなぁ」と

奇妙な違和感と納得せざるをない諦観をしばし同時に感じていた小生であったが・・・

とあるコンピシリーズ『Glam-O-Rama Volume 1〜3(2013)』の出現によって

今やそういう掟破りなジャンル/概念の拡張が平気で行われていた事を知らされたのであった

画像のレコはVol.2で残念ながら未だVol.1とVol.3の補完はなされていないワケだが(レアブート盤故)

Vol.1/2は割と普通にマイナーなグリッターやキッヅグラムが収録されているものの

ななんとVol.3が何故かほぼほぼパブロッカーというラインナップじゃナイッスか!

それも件のIst European Punk Rock Festival出演バンドとかなり被ってるしジェットも居るでよと云う

正直

彼らのその曲のどこがグラム・オ・ラマな部分なのか全く解らないしぶっちゃけ無理筋じゃねとも思えるし

だったらハマースミス・ゴリラス(あとストレート・エイトとかも)も入れとけやって感じだけど

全く衣装への拘りや存在の煌びやかさとは無縁だったパブ野郎共にも

時代の淘汰やある種のクラブシーンの興隆によって従来の価値観が脱構築され

どこかグラムロッカーと共通するジャンクでポップな性質のみが注目され再認識される様になったのは面白い事でR

とにかく・・・

点と点が繋がって線になって目が点になった〜〜〜(のかな?)

 

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